「酷すぎる現実」トゥルーノース コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
酷すぎる現実
東京国際映画祭2020で鑑賞。
邦題にすると、「北朝鮮の真実」になるかな?
取材して作ったセミドキュメンタリーテイストのアニメ。
泣けるし、憤る。
連帯責任の名の下、非のない家族ごと罰するため、相互監視により密告される社会であることが、支配する側としては上手く、される側としては恐怖以外の何ものでもない。
あえてポリゴンバリバリのCGアニメを選択したのだろう。
拷問、暴力、殺人、遺体放置などをアニメで描写するのに、実写はもちろん、CGをリアル系に振っても、ディズニー的なヌルっとツルツルしたかわいい系に振っても、セルアニメにしても、グロテスクでショッキングに感じるだろうからね。
見た目明らかに人間じゃない、としないと描写できない残虐シーンばかりだったもの。
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