「テンリングスを使ったウェンウー(トニー・レオン)のアクションに興奮!」シャン・チー テン・リングスの伝説 かちかち映画速報さんの映画レビュー(感想・評価)
テンリングスを使ったウェンウー(トニー・レオン)のアクションに興奮!
マーベルはスパイダーマンしか観たことないけど、カンフーアクションが気になり鑑賞。マーベル無知でも楽しめる作品だった。
とにかくアクションの迫力があり面白い!
序破急でいったら急!急!急!ほぼ休むことなく熱いバトルが繰り広げられる。物語の大半はアクションシーンで構成されているけれど、登場人物が全員最強なので観ていて飽きない。
テンリングスを使ったウェンウー(トニー・レオン)のアクションに惹かれた。殴れば強力な打撃に、飛ばせば強力な飛び道具にもなるテンリングス強すぎない!? ぶっちゃけテンリングスさえあれば一人で無双できるっしょ。実際、ウェンウーが冒頭シーンで単騎で突っ込んでたし。リングの虜になるウェンウーの気持ち分かる気がするわ。
前半~中盤の敵は人型だったが、後半は魔獣やドラゴンが登場してモンハン化。雰囲気は一気にファンタジーに。画面がごちゃごちゃしてよく分からん内にシャンチーが勝ってた。人VS人のバトルの方が画面がスッキリして肉弾戦メインだから好きだなぁ。
ラスボスのドラゴンに喰われそうになり、絶体絶命のシャンチー(シム・リウ)とシャーリン(メンガー・チャン)。ドラゴンのピンチを少ったのはケイティ(オークワフィナ)の放った矢だった。「いや、お前が美味しいとこ奪うんかーい!」と思わずツッコミ。アンタ、たった1日で弓の腕磨きすぎじゃないか…。
泥臭いバトルとは対象的に、風と水といった自然の中でのバトルは美しい。私は2Dで観たので、視覚情報のみだったが、4Dとかなら風が吹いたり、水しぶきを感じながらアクションを体感できたのだろうか。4Dで見るべきだったと後悔している。
個人的に武器や魔法のバトルよりも、拳と拳のぶつかり合いが好きなので本作のバトルは見事にハマった。ストーリーもハイテンポで進むので2時間があっという間。マーベル知らん私でも問題なく楽しめたので、アクション映画好きの方は観て損はないだろう。
余談だけど、シム・リウが中井貴一に、オークワフィナがイモトアヤコに見えたのは私だけだろうか…? 後半はもうそれにしか見えなくなり、ちょっぴり笑いそうになっちゃった。