「個人的には合わなかった、というヤツ」シャン・チー テン・リングスの伝説 JJさんの映画レビュー(感想・評価)
個人的には合わなかった、というヤツ
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いつもはMCUに興味ない友達が「2回目観たい!!」というので鑑賞しました。なんといってもアクションが最高かつキャラのノリとか全体的に親しみやすくて、ナルニアを彷彿とさせるファンタジーCGもキレイで大満足です!
で、ここからが個人的に「なんかなあ…」と思った点。
・今までのMCUより対象年齢がかなり下がった感、何故か物足りなさがある。
・例えばキャプテン・アメリカだと、もやし時代の彼が手榴弾(偽物)を仲間から庇ってヒーローとしての本質を見せた!のような感情的に揺さぶるシーンがシャンチーには描写がなかった。
・けっきょくシャンチーってどういうヒーローなんですか?「仇をやり遂げて妹を放置して親を殺そうと誓った人間」という印象が強くて、ヒーロー的な要素を思い出せない。色々と軽い。
・デスディーラーのような忠義の厚いヴィランのあまりに安っぽい死で総冷め。魔物がつよいよ!感を与えたかったんだろうけどもっとマシな展開あったでしょうよ……せめてシャンチーや部下を庇うとかさ…
・封印においてウェンウーのみが危険因子なのに、あの戦のプロな村人達がシャンチーだけに追わせるという展開がまずありえない。
・誰かの死の描写がコメディ調になるのはヒーロー映画として微妙ですよ。(同僚だから長年の付き合いがあるはずのレーザーフィストがデスディーラーの死に対するあのおちゃらけた反応、冷める…)
ここまで書くつもりなかったのですが色々と不満点がでてきますね、でも凄く満たされた気分で映画館出れたので楽しかったのは間違いないのですが!あんまり深く考えないほうが楽しめるのかも…
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