「アジア版ブラックパンサー」シャン・チー テン・リングスの伝説 [#D2TV]さんの映画レビュー(感想・評価)
アジア版ブラックパンサー
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テンポがかなり早くサクサク物語は進んでいった。
お決まりの村社会のストーリー軸で進む母親サイドの物語、
触れ込み通り「テンリングス」を組織している父親サイドの物語、
キルビルを彷彿とさせる妹サイドの物語、
そしてPRESENT DAY、主人公ショーン。
それぞれの家庭の事情をうまくミックスして流石のマーベル・ディズニークオリティでした。
少々レビューがよくないものもあったかなという先入観があったのですが、
当たり前に楽しめました。
ター・ロー村の空想の生き物たちはさすが中国由来だけあって、
麒麟や龍など面白い。
そして最初誰かわからなかったが、マンダリンも割と中心的に出てきて(テンリングスなんだからそりゃそうだ)
ウォンもabominationもみんなチラチラ出てきて、マーベルユニバースの調和は取れています。お見事。
なんで水中から龍が出てきたのか理由は分からないが、覚醒シーンだったので、
あまり詳しくは触れないでおこう。かっこよかった。
テンリングスの戦い方もかっこいいと思う。
思い返すと、ブラックウィドウを観ていないので、マーベル映画は、新作としては
ファーフロームホーム以来かもしれない。*途中コロナ期でリピート上映のGOG1を見た
やっぱり面白いよ、マーベル。
「狙わなきゃ当たらない」
「自分の特技があるのに活かそうとしていない」
何気ないシーンだけど、私はこのセリフが今の自分とリンクして、
非常に刺さった。映画はこうでなきゃ、と思う。
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