「演技!衣装!そして音楽!!」クルエラ とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)
演技!衣装!そして音楽!!
悪魔を憐れむ歌たち。デビルと書いてド・ビル --- チート級の楽曲群が休みなく繰り出される最強のサントラ、あれもこれも最高の曲がたくさん聴ける!パンキッシュ70年代のクラシックロックが全編を彩る。ズルいくらい忙しなく容赦なく次々と名曲が流れるさまは圧巻の衣装 & 役者陣の好演を超えるくらいの勢いでそれらを盛り上げる!思わずノッてしまう。
私に乾杯。復讐や破壊が待ってる --- 特別、天才、あなたには何かある。有名な悪役ヴィラン誕生は、最高にロックで少し悲しく普遍的な物語だった!デザイナーか破壊者か、ファッション界を挑発するノリノリなエマ・ストーン × エマ・トンプソン(大好き!) = 二大"エマ"対決!! そして毎度安定感がエグいバイプレーヤーの我らがマーク・"つよし"・ストロングは『プラダを着た悪魔(略してプラ悪?)』に喩えるならスタンリー・トゥッチ枠?本作でも頼れるお方。
『アイ、トーニャ』クレイグ・ギレスピー監督らしい白黒つかない世界の女性反骨成り上がりモノに、プロットにおける肝心な部分の差異を伴う反復で、感情的にも満たされる。そして、最後には気の利いたオチまでついてる。
イラつく "Not now." 狙いはない "Here's to me." バロネス様が外でお待ちです
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