「素敵なロボットファンタジー」ロン 僕のポンコツ・ボット 猿田猿太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
素敵なロボットファンタジー
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って、所でしょうか。のっけからスマホ社会の批判と考えると粗探ししてしまうので、しんどいだけだと思います。某アニメで「ドジっ子メイドが実際に居たらウザイだけで萌えない」というようなセリフがありましたが、この映画についてもその通り。実際にロボットがバグったら事故や事件が起きるだけで実害にしかなりません。だからこそ、現実に当てこすることなく、ファンタジーとして笑ってみるのが最高だと思いました。実際、ロン可愛いし。
だから、あんまり批判や教訓を読み解くような見方はしたくないのですが、主人公が自分のことを教えるうちに素晴らしいマインドマップが出来上がったのには驚きました。最終的にロボットのCEOが「これだ!なんて美しいコードなんだ!」と賞賛するほど。つまり、「みんなも自分のマインドマップを書いてみよう!」という訳でしょうかw
最後のスタッフロールまで面白い。そうと見せ掛けて、ブルースクリーンを見せられるとは思わなかった。途中、ドット絵のロンがアクションしていたのも、こだわりの想いがあったのでしょうか。「ドット絵の神様」、小野 浩様、ご冥福をお祈りします。更にテレビゲームの開祖、PONGの表現も何かの想いを感じて仕方が無い。そして「ネットは広大だわ」という結末は・・・関係ないかな?
つまり子供のみならず、昔からコンピュータが大好きな大人ならば十分に楽しめる映画だったと思いますが、如何でしょうか。
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