「今週は意外にもこちらが本命枠かなぁ…?」ロン 僕のポンコツ・ボット yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
今週は意外にもこちらが本命枠かなぁ…?
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※ 10月24日 22時30分 ご指摘を受けて内容を変更
「ディズニー映画」→「FOX映画でディズニー供給」)
ありがとうございます。
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今年147本目(合計211本目)。
この映画、吹き替え版と字幕版があるのですが、先週の積み残し(先週は結構作品が多かった)とはいえ、吹き替え版ばっかりにするのはやめて欲しいです…(なんばパークスシネマさん)。字幕版で観たい人もいますので…。
まぁこのあたり、特に字幕版・吹き替え版が絡むものは、権利関係や吹き替え版に要した投下資金の回収という論点があるので、仕方なしかなぁ…とは思えます。
ディズニー供給ということもあり、やはりストーリーはわかりやすいです。最初の10分くらいで何をテーマにしたいのか、という点がはっきりする点などは、やはりさすがだなぁ…というところでしょうね。
一方で扱っている話題それ自体はお子さんでも理解できるものなのですが、この2021年ともなるとITネタがディズニー映画にまで登場して、クラウドだの人工知能だの何だのという話がかなり飛びます。極端にマニアックな知識や、知らないと理解できないわけではないですが(それだとお子さんが見に行けない…)、まぁ、最近は小学校でも簡単なパソコンはやっているらしいですし、クラウドも扱うんでしょうか…。
お話の筋自体はわかりやすい上に、どうしてもネタバレ要素を含みうるので(予告編からでもどうなるか予想がついてしまう)、そのあたりはまだ見られていない方も多いかなと思うので、そこは伏せておきます。
下記が気になったものの、大きな傷ではないと思うのでフルスコアにしています。
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(減点0.2)
・ 吹き替え版でみようと字幕版でみようと、街の看板などが翻訳されるされないは当然どちらも同じです。
主に出るのは主人公が通う学校や街の風景などですが、なぜか翻訳がまったくないところがあり(かつ、2人の友情を描くシーンの、いわゆる「友人どうしで互いに知りたいものリスト」みたいなものも大半翻訳されていない)、ディズニー供給映画という事情もあって、準1はいらないとしても2級程度はないと詰まります(かつ、なぜかしら関係代名詞ばっかり登場したりする)。
※ なお、語彙自体は子供向けという要素も含むディズニー供給映画という事情もあるので、どう頑張っても2級どまりの語彙しか出ないです。
この「翻訳されるべき部分が翻訳されておらず、大半を視聴者が読まないとわからなくなる」のは、程度問題でしょうが(正直、どうでも良い部分まで全部翻訳したら字幕だらけになってしまう)、肝心な部分(クラウドと書いたので、コンピュータに関することも出ますので、コンピュータ端末(サーバー端末)まで出ますが、それらも大半翻訳なし)の翻訳もなく、実質的に「2級はないときつい」状況はかなり続きます。
このあたり、子供向けという事情もあり、多くの方が見ることが容易に想定できるので、もう少し工夫が欲しかったです(7月か8月だったか、ディズニー供給映画で、アマゾンの奥地でお宝を探す趣旨の映画があったと思うのですが、あちらも翻訳抜けはあるとはいえ、大半は河川のシーンなので気にはならないが、こちらはそうはいかない)。
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