「行き過ぎた監視社会を描いたバイオレンスアクション」激怒 最凶線さんの映画レビュー(感想・評価)
行き過ぎた監視社会を描いたバイオレンスアクション
あの高橋ヨシキの初監督作品ということで期待値を上げに上げた状態で激怒を鑑賞してきました。
結論から言うと、期待してたほどは面白くなかったっていうのが正直な感想でした。
邦画ではなかなか見れない過剰な暴力描写とか、ジョージ・オーウェルの1984を彷彿とさせるような行き過ぎた監視社会とか、個人的に好きな要素は散りばめられてはいたのですが、架空の富士見町が若干誇張・戯画化され過ぎてるきらいがあって世界観のチープさが際立っているように感じてしまいました。
あと敵を全滅させて最終的に解決するオチの付け方も、自分たちの基準に沿わない人間を暴力的な方法で排除する保安委員会のメンバーたちと何ら変わりがないんじゃないかって思ってしまいました。
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