「早い段階で気づいてしまう」キル バード 森に潜む反逆者 KZKさんの映画レビュー(感想・評価)
早い段階で気づいてしまう
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なかなか普段見られないカナダ映画。過度な期待はせずに鑑賞に挑んだが期待を下回る内容だったかなと言った印象。
主人公のテイラーが車の故障トラブルから森に住むリアドと接触。しかしそのリアドは何やらテロとの関わりがありそうな訳ありの人物。その結果リアドはテイラーを政府側のスパイだと疑い、小屋に監禁され逃げ出そうとする一応ストーリー展開。
ただテイラーが逃げることよりもリアドの謎を暴こうとしたり、華麗な戦闘術を披露したりと早い段階でリアドが疑う通りスパイではないかというのは観客側にも与えてしまう内容。
もちろんそれはそれで彼女の真なる目的が暴かれるのであれば楽しいのだが結局政府に雇われていた工作員でしたという内容なだけであって、真なる目的やそもそもリアドの存在もイマイチわからないストーリー展開。
都合の良いところは秘密裏と隠されてしまう内容のためストーリーが全く頭に入ってこない。
戦闘シーンもハリウッドや韓国作品に比べても迫力なし。
ただし前半のリアドの謎めいたあたりの緊張感はそれなりにあり楽しめた。
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