「1日何回天秤にかけているのだう…」由宇子の天秤 キッドマンさんの映画レビュー(感想・評価)
1日何回天秤にかけているのだう…
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まず瀧内さんに引き込まれる。
サバサバとしているのに情に厚い有宇子が観る者に迫ってくる。
脇を固める役者陣も素晴らしい。
正義と不義
本音と建前
真実と虚偽
あらゆる陰陽が想起される。
日々たくさんのことを天秤にかけ、はかる。全てに一貫性は恐らくないだろう。
映画では人間の美しさと醜悪さが極限の中で行き来し、選択を迫られる。
由宇子は交流を通じドキュメンタリー監督という職業倫理を超えて人としてどう在るべきかという答えにたどり着く。
そして真実は残酷であった。
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