胸が鳴るのは君のせいのレビュー・感想・評価
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#45 若いって良いなあ。
『LDK』を観てから少女漫画にハマった私は、東映制作の少女漫画実写映画が大好き。
何故か東宝や松竹より優秀な作品が多いのよ。
これも原作はそんなに好きじゃなかった気がするけど、主人公の2人が美男美女だからか本当漫画チックで良い。
板垣瑞樹クンのクズ男ぶりも最近板にハマってきた(もちろん本当は爽やか青年やって欲しいけど)。
キャンプに文化祭に意地悪ライバルにと、少女漫画っぽさを詰め込んだ作品。
年収や親戚関係とか全く気にせずに一途に人を好きになれる、若いって良いなあ。
ラブコメの暑苦しさが無く観やすい作品、若手キャストも魅力的
『思い、思われ、ふり、ふられ』以来の胸キュン映画なのだが、それよりも直球に描く今作。しかし、片想いとすれ違いを丁寧に描いた作風が何故かキュンキュンして泣いてしまった。片想いのムズムズとした感情が余韻をくれる。
まず、キャストが絶妙だと思う。美少年の浮所くんは初めて観てちょっと平野紫耀くんっぽくて、あんまり…と思ったけど、次第に馴染んでいった。一方、ヒロインを白石聖がしている時点で既に今作は成功だと思っていたので、間違いはなかった。寧ろ、満を持してこの系統のヒロインを務めた印象。初々しさとシーンの緊張感を作るのが上手くて、心臓が痛かった。笑
また、原菜乃華や板垣瑞生の配役もバツグン。掻き乱す役どころでありながら、彼らの気持ちも分かるからなんとも言えない…。この他ドラマや映画で観る、演技の上手いキャストで固められているので、ラブコメでもいい塩梅が効いていたと思う。
さて、作品の方はというと、自分のストライクゾーンの真ん中に近いテーマだけあって、ずっと楽しめた。少しありえないようなシチュエーションも、光を多用した心の煌めきも好き。久しく乱発していたラブコメ作品の中でもリアリティの比重があるので、個々の感情が浮かびやすく、観やすかった。だからか、大学生のクセして普通に感動してしまってるし、なんなら繊細な人間模様にグッと来ていた。
その一方、説明的な場面を投入するのはやっぱり倍速や情報接触を短時間で済ませたがる中高生への配慮なのかなとも思う。「これはこういう所から来ている感情でね…」と引っ張って見せるのは、悪くないけど気になった。あと、証明さんと撮影さんのコダワリが伝わってきて良かった。
思ったより苦戦しているのが意外。華は特段ある訳ではないが、しっとりと良い雰囲気で進むから観やすい。ただ、東映だから劇場が少ないのも残念。もっと白石聖の魅力に気付いてほしいよ、皆…。笑
障壁は自分の心
高1の3学期に転校して来た当時は愛想悪いと思っていた男の子を、気付けば目で追うようになって1年、仲良くなって告白したけどフラれてしまった女の子が彼を好きで有り続けるお話。
3年生になり同じクラスになったイケメン君の従兄妹が有馬君の元カノでとか、学校のイベントで手掛けた先で偶然元カノの学校も一緒でという大きい流れもさることながら、登場人物の言動のところどころに、リアリティの無いそんな訳…が結構頻繁に挟まれ、マンガ原作?まあそうだろうね。を強く感じる。
ストーリーもなんの意外性もなければ、ことごとく先を読めるベタベタさで、マンガ原作の恋愛映画としてはそれが良いのかも知れないけれど、この手の作品があまり得意じゃない自分には、つまらなくはないけれど面白味は感じられず。
まあ、出ている俳優陣で顔と名前が判る人が2人しかいないし、自分が高校生の頃には携帯も普及していなかったレベルのオッサンの意見ですけどね。家に電話しなきゃ行けなかったんですよ!
恋愛じゃないところは、アオハルだな~と羨ましさや爽やかさや懐かしさを感じて嫌いじゃないですけどね。
演者さん目当てだったり、こういうのが好きな人が安心してみられる王道作品としては良いのではないですかね。
そんな訳で?主演の女の子の歯がメッチャキレイなのと、イケメン君が頻繁に国分太一にみえることばかりが気になった。
さわやか!!!!!
フレッシュで見ていて楽しかった!
幸せな気持ちで胸がいっぱい
青春映画として上出来
演技経験の少ないジャニーズJr.が映画の主演(しかも初主演)で脇を固めるキャストも一般的な知名度は高いとは言えない若手の俳優が多いので、正直なところ主演俳優のファンだがあまり期待はしていなかった。
作品のストーリー、演出も原作を取り入れつつもオリジナルの要素もあり見応えがあった。
若いキャストが多いが、演技も自然で、不自然な要素が少なく胸キュン映画にありがちな顔だけはいいけど内容は……と言ったことがなかった。観ているこちらが共感性羞恥で辛くなることや、眠くなるようなこともなかった。青春映画として十分楽しめるので、キャストのファン以外の友人にも鑑賞を勧めたい。高校生の甘酸っぱい青春が主役以外の人物の心情の変化も含めて丁寧に描かれていたのも良かった。
上映館が少ないのが残念。
低レベルすぎた
美男美女出てくるね。
キュンシチュエーションがたっぷり。
久しぶりに良い胸キュン映画でした
胸が鳴るのは君のせいだよ
胸キュンな高校生の恋愛
青春キラキラ系と侮るなかれ
クチコミ良く、空いた時間にパパっと入ってしまったので、前情報はほぼゼロの状態で観ました。
開始早々告って振られる。
そっからは地獄のすれ違いタイム。
本当に登場人物みんな不器用で、それによるすれ違いでラストまで引き伸ばしていく。
キュンキュンさせるようなポイントはいくつもあるんだけど、「あり得ないだろ!」というような感じではない。
むしろ片想いに拗らせ、恋愛感情の機微があり得そうな現実的なラインで、ストーリーは単純ですが、ただのあるあるキラキラ恋愛邦画じゃない。
やはり観にきてるのは女子が大半で男子は少数でしたが、前半の青春ワイワイしてるあたりはずっとニヤニヤしていました。
そんな自分がおかしくてさらにニヤニヤ。
以下はキャスト褒め。
出演シーン順は白石聖>浮所飛貴>板垣瑞生>原菜乃華>その他
白石聖さんはこういういい子ヒロインがよく似合う。
スクリーンで観ると、普段テレビで見るのとは違った良さに気づける。
さらに好きな女優さんになりました。
浮所さんも演技初心者感が逆にいい味出してたし、板垣くんは安定のカッコ良さ、原さんも子役のイメージしかなかったから美人さんになっていて驚いた。
やはりこの4人がメインなので仕方ないけれど、もう少しクラスメイトたちも映してあげて欲しかった。
若林時英、箭内夢菜、浅川梨奈、青木柚となかなかすごいメンツ。
城島茂も良い感じ。
【”壁ドンもあごクイ”も無いけれど、爽やかな青春恋愛映画。それは、きっと登場人物たちが皆善人で、恋や友情を育む姿を丁寧に描いているからだと思った作品。】
■今作を面白く感じた理由
・余り自分の気持ちを出さない有馬君(浮所飛貴)も、何でも一生懸命に取り組むつかささん(白石聖)も、そしてイケメンだがチャラい長谷部君(板垣瑞生:大きくなったなあ・・、イケメンになったなあ・・)も、皆、心根が優しく、どこかで相手を気遣う姿が、きちんと描かれている点。
・長谷部君の従妹で、有馬君の元カノの存在も、アクセントとして効果的だった。
ー 元カノさんは、悪役になる類型的なパターンかなあ・・、と思ったら違った点も、良い。ー
・キャンプでカレー作ったり、夏祭りや海に皆で行ったり、文化祭も織り込まれた高校生活の楽しき行事も、織り込まれて、物語が進行する点。
ー 大袈裟な出来事は無いのだが、何だか“素の高校生活”に近い感じが作品から漂ってくるよ・・。ー
・キャラとしては、有馬君とつかささんがメインなのだが、個人的には”モテ男故に真の恋”を知らない長谷部君の姿が、良かったなあ・・。
ー つかささんに初めての恋をして、けれど振られてしまっても、有馬君とつかささんの恋を叶えてあげようとする姿。彼には、漢気があります。ー
<少女漫画実写化映画は、暫く敬して近づかずにいたが、今作はある文章を読んだ影響で鑑賞。
つかささんが、序盤有馬君に告白するも、”友達だと思っている・・”と言われるも、変わらぬ態度で接してくる有馬君への想いを貫く姿も、良かった作品。>
◆規律にうるさい先生は、TVで良く見る”おぢさん”だったよ・・。
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