「お調子者役の職人・若林時英さん」胸が鳴るのは君のせい やきすこぶさんの映画レビュー(感想・評価)
お調子者役の職人・若林時英さん
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タイトルがタイトルなんで、実質的な主人公は白石さんが演じるつかさなんですよね。
彼女、そのままでいて欲しいと思わせる様な真っ直ぐさを持ってるの。
これは守りたくなりますよ。
序盤は抑え気味だった白石聖さん自身の魅力も相まって、強がる姿も戸惑う表情も、彼女の全てが愛しくなってくるんです。
一方の有馬を演じた浮所さん、役柄もあって表情が冷たく感じたんですよね。
なんだけど、最後に見せたキャンプファイアの炎に照らされた笑顔は、温かくつかさを包む様な笑顔で良かったかな。
それと、流石だなと思ったのは若林時英さん。
お調子者のクラスメイト役が、板に付いてる。
主人公を邪魔しない程度に、色んなシーンで存在感を見せます。
その若林さん演じる高岡とみどり、いつの間にかカップルになってる。
この二人の恋愛は深く掘り下げられてないけど、お似合いの二人だと思えるの。これは、良かった。
パンフレットによりますと、若林さんは初彼女(のいる役)らしいです。
最後に、この映画の良かった点をもう一つ。
それは、エンドロールの最後の方に、板垣さん演じる長谷部や原さん演じる麻友の笑っている写真が有った事。
この二人、消化不良のままフェードアウトしちゃったので、気になっていたんですよね。
なので、最後に笑顔が見れて良かったです。
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