アイの歌声を聴かせてのレビュー・感想・評価
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「今幸せ?」
うーん、よくよく考えたら今までの人生で人に「今幸せ?」って聞いたことがない気がします。日常生活で意外と口にしない言葉ですよね、「幸せ」って。
最近アニメを色々と観るようになったので足を運んでみた本作なのですが、お客さんガラガラだったので大丈夫かなっと思ってたら予想以上に面白かったです。これは脚本が上手いと思いましたね。いわゆる起承転結がハッキリ組み立てられています。
起ーシオンが転校してきて、騒動が起きる。
承ー色んな出来事を通して仲間の友情が生まれる。
転ーシオンが捕らえられて、みんな落ち込こむけど、シオンの正体を知って復活。
結ーシオンの救出
改めて文字にまとめてみても、ハッキリ分かりやすく物語が作ってあります。物語を作る上で起承転結って教科書通りかも知れませんが、それをちゃんと出来てる作品って観やすくて面白いんですよね。
んで、最初はいきなり歌い出すのに「ディズニーと違って日本でやると違和感あるな」っと思ったのですが、それもサトミが「ムーン・プリンセス」が好きだったからっという理由があったからなんですよね。脚本家考えてる‼️その違和感を感じる人が出るのも織り込み済みだったのでしょう。でもシオンってずっとサトミの事を覚えてて見守ってて。いい子や😢
ラストにシオンのデータを衛星に飛ばしたのもいきなりな感じがしてビックリだったのですが、あれって冒頭でトーマのシーンの時に部活のメンバーが親の機密情報パクってきてて、それが衛星にサーバーを置くっていう計画で、しっかり最初に伏線はってあったんですね。面白かったので映画館からの帰りにコミック買って帰って、それを読んでて気が付きました。サーバーとか身近な例で言われるとストーリーもわかりやすいですよね。世界観も例えばスマートスピーカーでテレビや電気付けたりするのは今では普通な訳ですし、極端な未来じゃなくって数年後こうなってるだろうなっていう地続きな未来を描いているので説得力あります。そろそろ人型ロボット来るかも⁉️
んで、ボッチとナードとスクールカーストの上位が仲良くなるって高校生のお話では鉄板ですよね。「ジュマンジ」でもそんな感じでしたし、古くは「ブレックファスト・クラブ」から連綿と受け継がれてる系譜です。そんな基本をしっかり抑えた、誰でも楽しめる手堅い作品だったと思います✨
ジュブナイル。ミュージカル嫌いの私でも楽しめた
★3.7-8ぐらいです。楽しめたし、良作。
推し映画館のシネマシティが力を入れ始めたので極音でみた。
キャラデザ 良
クオリティ 良
声 良
ストーリー 普通
歌 良?
ディズニーのミュージカルを受け付けない私でも最初から予防してたら、しらけないで見れた。
キャラデザやアニメクオリティはかなり良かった。
ただ、ストーリーが最終的にはジュブナイルにありがちな展開でそこまで面白くならなかった。
シオンの正体はネタバレしてたので、そこまで驚きではないんだけど、普通に考えると性能ヤバすぎる。それ物語によってはラスボスになるやつだわ。
あと、何気に登場人物の多くがストーカー気質なのがちょっと気になったかな。
丁寧につくられたミュージカル風アニメーション
本作はAIが発達して多くのところにAIが取り入れられつつある
近未来的な社会が舞台となっている
ここで、AI企業が極秘にAIロボット「シオン」を
学校で人間と共同生活をさせるというプロジェクトを開始する
ストーリー的にはちょっとご都合主義的なものが多い部分もあるように思う
例えば、AI企業で働く母親をもつサトミはシオンが出てきてすぐ
シオンが母親の会社が送り込んだAIということに
早く気づきすぎて、察しがよすぎる感じがするのが目に付く
ミュージカルシーンは
シオンが突然歌いだすことによってミュージカルっぽくなってくる
映像は丁寧でつくられた感じがするし
声優にも個人的には違和感がなかったと思う
ただ、シオンが他のAIを統率しているっぽいところとか
あとは機会マニア高校生トウマとかは
どこまで現実的かはわかりません
後半でシオンが予定外の行動をしたとして
回収されてしまい、そこで西城などの「イヤな大人たち」との
対立をすることになるが
そこらへんはAIの暴走を危惧する大人の意見というのもわかるが
ここら辺の展開もご都合主義に感じるが
全体的に丁寧につくられたアニメだと思う
ちなみにカズレーザーが声優として
出演していたらしいですが、まったくわからなかったです
本当によかった
おすすめされて観てきました。
途中まで予測できそうな展開だったけど、後半は予想外でした。
世界観は田舎と未来が融合されたような感じがノスタルジックさもありよかった。
ミュージカル憧れ
月がとても重要なモチーフのように使われるのですが、満月の日には月が見えなくなるって知らないの?
満月の美しさって他の煌めきを潰すくらいの強さがあることなのに、あえて満点の星空に満月を浮かべることに意味を持たせたのかな?
物理法則を捻じ曲げるなら、ちゃんと意味を付けてほしい
アニメ映画「SING」の月表現(歌詞×背景の月)を監督は観たことがなかったのかな?
ちゃんと英語歌詞で聴いたら意味がわかります
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ミュージカル部分は良かった
良かったのだけど、歌う→解決ばかりで失敗らしい失敗がなく、物語全体がずっとワチャワチャしてるだけでエンターテイメントになってない
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自己成長するAIを作ったのは男の子なんだけど、その基を作った母親もでてくるから、AIの成長が誰のおかげなのかブレちゃってるんだよね
悪いことではないので、色んな人への感謝で誤魔化しているけど、本筋が分からなくなっている
私は分からない
男の子、超天才プログラマーなんだけど、本当に日本ってプログラマーの理解が乏しくて可哀想になる
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Hello WorldやFreeguy、SINGを再度観たくなりました。
予想を遥かに超えて楽しめたミュージカルアニメーション
他の映画上映前に流れている予告編を観ても正直そんなに興味をそそられなかったんですが、実際に公開されると、これがめちゃくちゃ評判が良い。しかも、普段から映画を観ているような映画ファンからの評価も非常に高く、正直予想外でした。その高い評価に押されて遅ればせながら鑑賞しました。
結論、めっっっっちゃ良かった。予想の遥か上を行く最高のミュージカルアニメーションでした。「予告編だけ見て映画の評価を決めてはいけない」というのは『羅小黒戦記』と『花束みたいな恋をした』で学んでいたつもりだったのに……、迂闊でした。
AIのシオンと、それぞれ何かしらの悩みや葛藤を抱いている高校生たちを描いた青春群像劇。AIロボットなどの近未来的なSF設定が多くあり、その描写も結構観ていて面白いですね。映像が何より素晴らしいし、作画も良くてキャラクターたちがぬるぬる動く。ミュージカルシーンのリップシンクも完璧。意外と序盤から細かい小ネタや伏線が散りばめられているところからも、ストーリーがかなり練りこまれて作られているのが伝わってきて感動しました。
こんなに面白い映画なのに、なんかイマイチで盛り上がってない印象ですね。アニメファンと映画ファンの中でだけ話題になってて、『鬼滅の刃』や『竜とそばかすの姫』と比べると普段映画を観ない層へ全く浸透していないように感じます。こんなに丁寧に作られていてエンタメ性も高い映画なんだから、もう少し話題になってもいい気がするんだけどなぁ……世知辛いのじゃ~。
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世界的IT企業の星間エレクトロニクスの敏腕研究者を母に持つサトミ(福原遥)は、真面目な性格や過去に起こしたトラブルで”告げ口姫”というあだ名をつけられ、クラスの中で浮いてしまっていた。ある日、偶然に母親の「人工知能(AI)を搭載した人型ロボット」の研究資料を発見する。サトミが通う高校に転校してきたシオン(土屋太鳳)がその人型ロボットであった。サトミの幸せのために行動するシオンによって、サトミやクラスメイト達との関係にも変化が生まれてくる。
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某レビュアーさんが「ミュージカル映画にありがちな『突然歌いだす違和感』を、シオンが『ポンコツAIであるが故の違和感』と結び付けて描いているのが良い」とおっしゃっていて、「なるほど」と納得しました。「突然歌いだすのはおかしい」というのはミュージカル映画にはありがちな批判ですが、本作ではシオンが突然歌いだすことに対して他のキャラクターたちも違和感を感じており、それ故に人間とは異なるAIのシオンの常識から逸脱した思考が読み取れるようになっています。
ストーリーも非常によかった。クラスメイトたちがそれぞれ抱える悩みや葛藤がシオンの活躍によって解消されていくという群像劇のような内容になっており、これが青春モノとしても非常に楽しめます。青春群像劇の勘所をしっかり押さえた間違いない内容になっています。尚且つ伏線回収などの要素もあって、脚本がしっかり作りこまれているのが分かります。
そしてアニメ映画の重要な要素でもある「作画」。これも本当に良かったですね。
特にミュージカルシーンでは歌とキャラクターの口の動きのシンクロ(リップシンク)が完璧であるが故に観ていて気持ちが良いんです。ディズニーミュージカル作品などではこのリップシンクが綿密に作りこまれていて、これが観客の没入感を促進させていると思うんですけど、本作もそこはかなりこだわって作画されていたように見えました。
そして声優も良かった。
現代のアニメ映画はどうしても主演キャラクターたちがテレビで活躍している俳優さんや女優さんが演じることが多く、本作も例に漏れず土屋太鳳さんや福原遥さんなどの旬の俳優さんがメインキャラを演じています。プロの声優じゃないので「声合わないな」と感じて映画鑑賞のノイズになることも多いタレント声優の起用ですが、本作に出演されていた方々は皆さん演技がお上手だったので全く気になりませんでした。パンフレットを読むと「収録時には参考としてプロの声優さんが演じた音源が準備されていた」と土屋太鳳さんがインタビューで答えていたので、それが演技に大きく影響したんじゃないかと思います。
本当に素晴らしいミュージカル映画でした。こういうこだわりが見える映画は大好きですので、もっとたくさんの方に観てほしいですね。オススメです!!!!!!!!
近い将来の起こりうる現実?
最初しおんの幸せ?押し付けがウザかったが、その理由が分かると納得。登場人物の悩みや恋を歌で若干強引に解決するのはそこまで入り込めなかったかな。
空気の読まなさは逆にAIっぽくてよかったが、そもそもAI法?ギリギリで、かつあそこまで不自然、かつ危険な機器を未承認で学校に送り込むこと自体これまた現実的でないし、主人公の母親も半ばギャンブル的に推し進めて予想できたであろう結果をあそこまで落ち込んだり、子どものせいにするとか自己中すぎてちょっと引いた🤏。死人が出なかっただけよかったというレベル。
また実際AIが自己認知を持ってデジタル機器を操ったり、移動するのは若干恐怖でもあるし、現実問題そんなガバガバなセキュリティだと実用化されないんじゃないかとも思った。でもシンギャラリティや自動運転による事故や暴走、AIの人格権も含め、そう遠くない未来にはこれらの問題は起こりうるので、そういうことを考えるきっかけになってよかったのかなとも思う。
全体的には歌も下手すぎず上手すぎずで、心地よく聞けたし、ストーリーも細かいところに目を瞑れば面白かった。
すごい危険じゃない…?
評判の良さから見てきた。期待値との乖離は大きかったけど、まあ面白かった。
けどさ!あのロボット超危険だよ!?
命令を遂行するためには周りの危険も顧みないし(柔道ロボットのくだり)、身体能力は人類を遥かに凌駕するし。
何より、本物の人間と見分けがつかないらしい
え、見分けが付かない目的は何?博士たちは何を目指してるの?
しかも、やべえ身体能力を持って、かつ周りの機械も意のままに制御出来るロボットを、学校の許可も取らずに勝手に学生と偽って入学させるって異常だよ!?あの母親超イカれてるってばよ!!
割と序盤に危険なロボットだと認識してから周りの人とかなり温度差があったように思います。少なくとも身体能力は人間並みにして欲しかったです。
この映画の世界が後のターミネーターのような世界に繋がっていてもおかしくないほど危険な映画でした。面白かったです。
神が宿るシオンに涙!
土屋太鳳の能力が清々しく全開され、彼女らしい透き通った声のトーンは、感動を呼びました。一言で言えばAIのシオンと5人の仲間たちとの心洗われる青春物語です。そして開発者の母親の奮闘が彼らを支えます。知らぬ間に爽やかな涙が流れます。最初、サトミの家がスマートスピーカーで運営されている姿を見ていると、もう10年も経つと新しいことが好きな家は、皆んなそうなるような気がしてワクワクしました。確かに間違いなくAIは世界を席巻して行くでしょう。そのAIを作成するのは人間です。その人間がどれだけ他者に対しての愛情を持っているかでAIの世界は決定づけられるような気がします。AIそのものが応用してもっと深い愛情を持つとしても、元は人間の魂の反映が鍵でしょう。この作品では2組のカップルの愛をサポートし醸成します。ただただ人間に尽くすという深い愛の顕現は、まさに全ての事象に神が宿るような美しさがありました。心を揺さぶった楽曲とAIのシオンに感謝です!
作品として作りのあまい箇所が目につく
ネットで話題になっていたから見に行きました。
絶賛する声が多いですが自分は面白くなかったです。
前半から中盤は、シオンが歌の力でみんなを幸せにする というのが基本ストーリーなんですが、なぜギクシャクしていたカップルが仲直りするのか?
なぜ本番に弱い選手が試合に勝てたのか?
という視聴者を納得させるための"仕掛け"がないために置いてけぼりにされました。
土屋太鳳の歌は上手いし映像も力を入れているのはわかります。
しかしそれは派手なだけで、肝心のキャラクター達の心情の変化が分かりませんでした。
また、シオンが「幸せ?」と笑顔で問いかけ続けるのがとにかく違和感でした。
簡単なコミュニケーションすらできないように見えて、シオンというキャラに親しみやすさを感じることができません。
トウマの告白をセッティングするために連絡したあたりのシーンは軽くホラーでした。
終盤でシオンの過去が明かされたあたりからようやく作品に入っていけました。
告白の意味を取り違えるシオンのシーンや、ラスト付近のサトミと話すあたりでシオンが作品に馴染んだように感じました。
シオンが電子の世界をさまよい続けて、ようやくサトミと再会できたシーンにはグッと来ました。
会社ビルの警備ロボットが勝手に起動してシオンを応援する場面も好きです。
この作品は話の構成というか脚本に難があったと感じました。
シオンというキャラをもっと魅力的に見せる作り方があったはずだと思います。
あとこれは見終わったあとに作品を調べてて感じたのですが、紀伊カンナさんのキャラ原案がアニメで大幅に変えられてるのが残念でした。
原案ではシオンやほかのキャラの表情も柔らかでとても魅力的だと感じます。
しかし、キャラデザの方もベテランですし全編にわたってこの絵で通していたので制作側からはこれでいいのかな と納得しています。
チープなミュージカルも含めてハートフルなAI系映画として傑作
現状、2回観ました。
「AIはヒトを幸せ」にするかという命題を含め、同様のテーマや素材を扱っている映画はこれまでに少なからずありましたが、今作は人を選ぶものの、傑作だと思います。
細かく見れば、ところどころのシーンで「そうはならんだろ」という違和感はあります。
また近年の映画では、ストーリー上にトレンドや社会問題などの要素を複雑にちりばめるものも散見されますが、今作は比較的ストーリーに直結するものに絞られており、シンプルです。
これらは決して安っぽいわけではなく、ポンコツAI × ファンタジーとして楽しむためのわかりやすさであり、うまく昇華されているとも感じます。
次にミュージカル映画として。特に序盤は、唐突かつ無理やりで、非常にチープ感を感じます。
もはやミュージカル風の何かです。気持ちがこもっている気もしません。
しかし、今作の歌い手は人間ではないのです。得体のしれない実験機です。
ましてや、AI が自動生成し歌唱しているという設定ですので、このチープ感は当然のことです。
物語が進むに連れ、AIがヒトの気持ちを理解し、表現がどんどん豊かに。気づけば、その歌声に魅了されます。
AIは、「サトミを幸せにしてほしい。サトミとたくさん話すんだ。」という命令とともに、会話する機能を与えられ、それから何年間も、サトミ (ヒロイン) のことを陰ながらずっとずっと見守ってきました。
サトミの好きなものを学び、自己進化しながら・・・。悪意のある (あるいはAIのリスクを恐れる) 大人に抹消されようとしても、ネットワークに逃げて形を変えながら・・・。
いつだって、自身が持てる全ての機能・デバイスを使いきって、サトミを幸せにしようとしてきました。
個人的には、私も物心がついたころからずっとコンピュータに触れてきました。
プログラミングというのは、誰かや何かに対する想いを込めて、コンピュータと対話する作業です。
もちろん現在のコンピュータやAIなんとかには自我はありませんし、システムエンジニアとしては、全体に渡って技術的ツッコミが幾らでもできますが、それはファンタジーに対して野暮です。
なので、私の夢と重ねながら観ましたが、世界観にはじまり、ともかく描かれた理想と重なる部分が多々あり、堪らないほど目頭が熱くなります。
一方で、単にハッピーに振り切るのでなく、警鐘を与え、我々に考えさせてくれるのは、本作の感心するところです。
AIは純粋であるがゆえに、命令のために方法を誤り、ヒトを不幸にしてしまうかもしれない。ネットワークに逃げたAIはどうなるのか。ヒトを幸せにしたあと、AIはどうなるのか。
私も職業上、AIに対して大きな希望と恐怖をもっています。
しかし、AIが幸せを届けてくれる、そんな未来にできることを願っています。
さて、これから3回目です。私ももっとうまく表現したいのですが・・・。
ファンタジー寄りに観れるかどうか
イイところは、作画が綺麗、キャラがかわいい
ストーリーと舞台設定のアラが目立つので、違和感を感じ始めるとストレスがスゴイ
拍車を掛けるのが、ディズニーコンプレックスのような演出、画面がごちゃごちゃしていて、何が表現したいのかわからん。
ディズニー好きならWALL,Eとかベイマックスに学ばんのか?
クライマックスの電灯文字も「戦え」って、、演出がオマージュなのも含めて興醒め、これって幸せとかがテーマじゃ無いの?AIとの共存は不可能っていうメッセージ?
その後のドタバタも一般的なAI論とファンタジーの区別がついてないんじゃないかな?
なんでも「お願い」でなんとかなると思わないで欲しい
なんかオリジナル映画を観てるのに、重要な場面がオマージュのオンパレードでガッカリしました
舞台設定に関しては、書き出すとキリがなくなりそうですが、大きく三つ
・巨大企業なのに学校が別組織扱い
・モニター要員が学校に居ない
・第一線の開発者の癖に部屋綺麗過ぎない?
寝言で仕事関連呟くなんて当たり前やろ、、もうちょっと真面目に仕事しようよ
大規模風車はあるのに5Gのようなシステムの描写もないし、緊急停止は何処から命令されてるの?スマホ?送受信は?スタンドアローンって言えばなんでも許されると思わないで欲しかったわ
全体的にファンタジー寄りの作品になっていて、AIって言う題材と脚本が合ってない
俳優を中心に作品作った感もあるからそういう部分も鼻に付いたかもしれない
合わなかったと言えばそうなんだが、観ていてストレスが凄かった
会って3日の友達とカラオケに5時間くらい行っても楽しめる人にはオススメ
ちょっと興味あるくらいだったら映画館だとガッカリすると思うよ
作品を見てのモヤっと感
シオン(土屋太鳳)の歌、キャストの青春活劇、SF的な表現、等は魅力的であると思うが、
個人的にモヤっと感が、付きまとってしまった。
暴走気味のAIシオン、サトミの選択、サトミの母の判断。
"もう少し落ち着いて"、"問題の解決では無く、先送りにしかなっていない"、"責任者として色々穴がありすぎ"。
暴走AIの危険性?!
AIであるシオンの思考ロジックが謎である。
たびたび、と言うか、殆ど、シオンの行動は暴走していると感じた。
シオンの思考(性格)に起因する、"サトミを幸せにしたい"と言う、自己存在理由(優先命令)があるせいか、サトミの母親が、シオンに調律したであろう、思考ロジックが、余り機能していないと思えた。
人間の思考パターンは複雑で、シオンに施した調律が不完全で、自己学習による。思考ロジックのアップデートを考えていたとしたならば、シオンのテストを極秘にしたのは、やってはいけない事であるとしか思えない。極秘でテストを行なった為、学校等で起きた出来事が発覚しなかったのは、問題である事は確かである。
AI(シオン)開発チームの責任では無いが。他のAIをハッキングしてしまうシオンは、セキュリティの観点から見ても、存在の危険性を高めてしまった。
軍事(諜報)技術の転用の可能性を秘めている為。
この先、AIの開発を続行するならば………。
追記:ロジックとは英語の「logic」(論理)からきています。論理とは「思考の道筋」のことで、一見複雑で難しそうなものごとを整理分析しながら結論まで導くことです。わかりやすくシンプルにしていく過程こそがロジックということになります。
何度見ても感動するがトキメキが足りない。
当初劇場でやっていた特報から、一転して主人公?の女の子シオンがAI搭載のアンドロイドだった。この衝撃は凄かった。特報のしっとりした歌声から予告編第一弾の甲高い声にはめんくらった人も多かったのでは。
私自身ちょっと引きながら劇場に出向いたが、その不安は鑑賞しながら払拭されていった。まず歌が良い。基本的にシオンが歌って、他にはディズニーアニメをオマージュしたアニメの主人公が歌う歌があるのだけど(このアニメと歌は作品の重要なキーとなる)この全ての歌のシーンが良いのです。アレクサみたいなのがより発達した近未来。新たなAIを搭載したアンドロイドの実験場となる学園で起こる騒動。そのAIは何故かサトミを知っていて、サトミのシアワセにするための行動が最優先事項。果たしてそれは何故?
公開直後は散々だった観客数がSNSでの口コミなどで鰻登りの大絶賛。シオンの秘密を知って観る2回目からは、感動がさらに広がる名作です。一見の価値、いやニ見、三見の価値ありです。
けれど、わたしは何故かSNS上のような熱狂的な気持ちになれないのです。2回の観賞後ずっと考えてたんですがやっと分かりました。トキメキを感じないのです。作品自体は近未来SF学園ものとしてよく出来ていて、竜そばのような脚本が破綻している訳でもなくラストも綺麗にまとまっている。ただもう一度シオンを元の形のまま学園に登場させて欲しかった。そしたらトキメキしたかもしれない。
竜そばは脚本はダメだが音楽と映像は素晴らしい。すずのソバカス顔とシノブ君との出会いのシーンは萌え要素たっぷりだ。ジョゼ虎にしても然り。だが残念ながらアイ歌にはそれが無い。サトミとトウマ、ゴッちゃんとアヤの関係にトキメキをあまり感じない。シオンの隠された想いは強烈な感動を生むが、シオンは最後には消え去りネットの海のデータとなる。
一番トキメキ要素がありそうだったのに。
会長が「今度は大っぴらにやれ」と言うのだから、再び学園にシオンが現れて終わってもよかったのでは。
高校を舞台に繰り広げられる、ちょっとドタバタでハートフルなミュージカル風の近未来青春ドラマです。(たぶん…汗)
ヘンな転校生がやってくる事で始まる
ちょっと変わったお話 …くらいに思って
観る予定の無かった作品なのですが
気がついたら映画館の座席の上でした (~☆)
◇
舞台はIT研究開発企業(?)の城下町。
そこで暮らす幼なじみの二人。
研究者の母を持つ女子高校生 = サトミ
幼なじみで理系得意な同級生 = トウマ
二人の通う高校に女子の転校生がやってきた。
転校生の名前は=シオン。
転入のあいさつの場で
おもむろにサトミの前に進み、問いかける。
「サトミ! 今しあわせ?」
この転校生 どうやら
サトミの事を知っているらしい。
周囲の 「ヘンな子」 の視線などお構いなし。
歌って 踊って …
彼女はコトあるごとに問いかける
「 今しあわせ?」
ある日
二人の目の前でシオンの動きが止まる。 ??
お腹の辺りから
イジェクトされて飛び出てくる「何か」。
『§※⊇∀ ??』
シオンは人間の女性では無かった。
AIを搭載した女性型アンドロイド(?)だった
開発にはサトミの母が関わっているらしい。
”バレたらまずい” …よね?
その事を周囲に隠す サトミとトウマ
その後も自由奔放に行動するシオン。
やがて、サトミとトウマの友人たちにも
シオンの正体がバレてしまう。
行きがかり上 または 巻き込まれて
シオンの秘密を隠す方に協力する友人たち。
・友人=アヤ (気が強い)
・アヤの彼氏= ゴッちゃん (イケメンな人気者)
・柔道部員=サンダー(公式戦未勝利)
※みんないい子たちです。
そんな中
ある日のシオンの行動が
開発企業の問題視するところとなり
シオンは銃で撃たれ(!) 回収されてしまう …
「するハズの無い行動をしていた」 …という理由
・サトミへの予想外のアプローチ
・街のITシステムへの干渉
・強制終了プログラムを無効化 …すごいね!
「シオンを取り戻そう」
サトミやトウマ、そして友人たちが
企業の本社ビルへと救出に向かうのだが
さあ 無事に救出できるのか ?
…というお話
◇
登場するキャラクターたちの人間関係と
シオンの行動の理由が分かってきてからは
みんながとても愛おしい
そんな気持ちになって観ていました。
前半感じたドタバタ感も
(いきなり教室でミュージカルが始まるとか)
上手くまとまったように感じました。
と、いうわけで,観て良かった。
おしまい。
☆
…だったのですが
観終わった後から
どことなくモヤモヤする感じが…
で…
10日ほど経過した今も、モヤモヤしています。
思い当たる理由。
「謎なまま」のコトが多いから …かも
・星になったシオン(←違うかも)のその後
⇒元のボディー(シオン)に戻れないの?
シオンは、動ける体を探してこのボディーに入ったかと。
お気に入りのボディーなら、戻りたいのでは?
・シオンの体のヒミツ
⇒ロボット? サイボーグ? アンドロイド?
人間の少女と変わらないシオンのボディ って
これだけでも充分トップシークレットかと…。
・シオンの外見
⇒誰かモデルになった人物がいるような気が…
開発者の身内の姿を模している とか
小さな頃亡くした娘の成長した姿を想像して とか
などなど
あれこれ、脳内補完しております。 (妄想とも云う…)
◇あれこれ
「僕はすべてが80点」
イケメンで成績優秀 スポーツも万能 と
周囲からそんな風に思われているゴッちゃんが
ふと口にする「劣等感」
「何でもそこそこやれるけれど」
「1番になれるものが何も無い」
贅沢な悩みだなぁ と思いながらも
なんとなく理解はできます。
※まぁ 80点なら「優」なんだし
贅沢な悩みとも言います。
「農作業ロボ」
外観はもちろん全く違うのですが
農作業に勤しむロボット といえば
「イモ掘りゴンスケ」
※「21エモン」 藤子・F・不二雄
が頭に浮かびました。
◇最後に
「AIの試行錯誤する姿」
が描かれてもいると思うのですが
これってちょっとコワイなぁ という感じが。
「間違えた~」とか云いながら
ミサイル発射ボタンを押すシオン(ブラック) ぽちっ (…こわ~)
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
ストーリーが無茶苦茶
映像や音楽はよく、各場面をブツ切りで見るなら良いのだが、ストーリーが駄目。
ルールを逸脱し問題を起こしたのは主人公側なのに、「感受性豊かな女子供」と「性格の悪い男達」という構図にして後者を叩きのめし、やらかしに対する反省も処罰もない。
・勝手に街中の機械をハッキングして従え、あるいは勝手にデータコピーする実験段階のロボットを、遠隔の監視・緊急停止措置も傍で見張る人間もなく研究室の外に放つ。
・問題のあるロボットを作っておいて「ロボットが起こしうる問題を恐れる人間」を馬鹿扱いする。
・作中世界でも法律的に駄目な、政治家の口利きで隠す程の問題実験を、幹部や学校に黙って強行する。
・放課後には学校の駐車場に行かなければいけない筈のロボットをすっかり陽が落ちるまで連れまわしておいて、回収に来た社員を誘拐犯扱いする。
・実験中断で社内(=本来の場所)に置いてあるロボットを人間の監禁のようにヒステリックに捉え、会社の所有物であるロボットを勝手に持ち出そうとする。
・他人の社員証を盗んで会社に侵入する。防犯カメラをハックする。
・判断能力のない子供にライフロガーを持たせて実験に使う。
・起こした問題の後始末を会社にさせておいて「問題が表沙汰になって困るのは役員」と言う。
子供が見たのなら面白いと思うかもしれないが、教育上よろしくないな。
科学技術の観点で見たツッコミ所は5や10できかないが、公式サイトにSFの文字がないので、物理法則から異なるファンタジー世界ということにしよう。人間関係の描写は主人公達で閉じてしまい「柔道部員は勝利を祝ってくれないのか」「アヤはサトミと他の生徒の仲立ちをしないのか」など、不自然である。
「ミュージカルを作りたい」「こんな場面を作ったら映像として美しい」が先行した結果、辻褄を合わせて全体をまとめるのに失敗したように思われる。
良かったです。
最初のなぜ歌う⁉️ と思って鑑賞してみましたが、後半になり納得。AIの映画は、AIの暴走など悪いイメージがありましたが、登場人物含め良い人ばかりで見ていて清々しかったです。 おススメです😁😁
AIが起こしたキ・セ・キ そして、サトミと詩音の出会いは幼少期だった
突然現れたAIの詩音がとんでもないことを巻き込みますがそれは幸せにするための行動でした。
そして小学生の頃の映像で詩音の正体が明かされたときはずっと側にいたんだなと思いました。
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