「100%の人間なんかいない たとえそれが聖職者でも と思う」聖なる犯罪者 Elton Shinさんの映画レビュー(感想・評価)
100%の人間なんかいない たとえそれが聖職者でも と思う
出だしの主人公の雰囲気が不気味で且つ場所が少年院と言うこともあり気が進まなかった。
物語が進んでいくうちに偽司祭から出てくる言葉は村人の心を打ち信頼を勝ち取っていくのだが自分もその教会にいたら勇気づけられたんだろうと思う。
犯罪を犯したため聖職者にはなれないと言うが「罪を憎んで人を憎まず」というのはキリスト教の教えではなかったのか?
どこの世界でも犯罪者はその罪を背負って一生生きていくのだろうけれど厳しい現実を見せられた気がする。
個人的にエンディングは納得いかなかった。
人間は生きている内に多かれ少なかれ嘘をついたり罪を犯すと思う。
教会のお偉いさんは許すことが愛ならもう少し温かい手を差し伸べられなかったのだろうか?残念。
悪いことしてもみそぎとか言う言葉で済ましている政治家の方がどうかと思うが・・・・ちゃいますか?
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