劇場公開日 2021年1月15日

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「主人公に共感してしまった」聖なる犯罪者 りやのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5主人公に共感してしまった

2021年3月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

少年院にいたダニエルは、前科者は聖職に就けないと知りながらも信仰心が高く神父になりたいと思っていた。仮釈放され立ち寄った田舎の教会で新任の司祭と間違われ、司祭の代理をすることになる。村人たちは司祭らしくないが本音で寄り添うダニエルを徐々に信頼するようになっていく。
交通事故で7人が死亡した凄惨な事故を知ったダニエルは、村人たちの心の傷を癒やそうと新興宗教の様な心の叫びを発散する方法などを実践したり、加害者とされた男の妻に対しても親身になって寄り添っていった。
しかしダニエルの過去を知る男が現れ・・・という話。
自分の様に宗教に関心の薄い人には難しい作品だった。ミサの重要性も理解してなくて、埋葬一つにしても勝手に埋めれば・・・なんて考えてしまった。
こんな不勉強な状態で観賞したが、主人公のダニエルに惹かれ、共感してしまった。
聖職者関係の作品って、実は・・・、みたいなのが多いのかな?難しいけど、色々考えさせられた。良い作品だと思います。
主演のバルトシュ・ビィエレニアが良かった。

りあの
talismanさんのコメント
2021年3月1日

ダニエルに私も共感しました。

talisman