劇場公開日 2021年1月15日

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「緊張感にさらされる」聖なる犯罪者 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5緊張感にさらされる

2021年1月23日
iPhoneアプリから投稿

緊張感に晒されるタイプの映画。
目は離せないんだけど、面白いというよりは不安が理由、みたいな。
劇場だとそれが心地いいが、家のテレビモニターだと20分以内に止めちゃう感じ。

脚本演出の良さと、そして主演の目力がすごい。
昨年観た『マーティン・エデン』の主役の目を思い出しました。

自らも罪を犯した男が、過去の事故で苦しみいがみあう村人たちと共に「赦し」を求めるという、実話系。
キリスト教の「贖罪」理念を学ぶにはよいのかも。

ただ、ラストシーンはちと理解しにくかった。
「そこにいたことを覚え、愛すること」が「赦し」には大事だと自ら気づきながら、「そこにいないこと」を選び続けるところがよくわからなかった。

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コージィ日本犬