「偽りの町、偽りの聖職者」聖なる犯罪者 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
偽りの町、偽りの聖職者
前科がある為司祭になれない19歳の少年が、身分を偽り司祭として活動する話。
少年院仮退院で働く製材所のある町の教会を訪れ、自分は司祭であると偽ってしまい、あれよあれよとその教会の司祭代理に祭り上げられ巻き起こっていく。
主人公が訪れる1年前の事故に纏わり、険悪なムードの漂う町で、住民の告解を受けたり、彼なりの説教を説いたり。
そして事故に付き纏う闇を正そうとしたり…身バレ直前の説教は痺れたなぁ。
確かに偽りの存在だし、決して敬虔な訳ではないけれど、彼の行動や思いは偽りではないし、「 誰も傷つけてはいない」と自負出来るもの。
宗教や信仰に纏わる話だし、決まりはあることなので正解ではないのだろうけど、本質は何だ?と問われるストーリーがとても良かった。
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talismanさんのコメント
2021年1月19日
横なんとかでしたっけ!もう3回以上消えたー!何を申し上げたかったのか忘れてしまいました。ごめんなさい。とにかくこの映画を見るきっかけ頂き、感謝してます。