「ストーリーは"あるある"」ルクス・エテルナ 永遠の光 ezioさんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリーは"あるある"
サンローランが企画したアーティストを招待してのプロジェクトの一環という本作
さすがにこの映画のようなメチャクチャ具合はやり過ぎだとは思うが
海外(特にフランスとか凄そうという偏見もある)の創作活動の現場は、こんな感じでキャストとスタッフそれぞれが我を通すためせめぎ合い、作っていってるんだろうなぁとしみじみ思った。結果としてラストの美しいシーンの撮影に至っているわけだ。それにしても明らかにやり過ぎでキャストの人権が守られていなさすぎる現場には笑ってしまったが。
こうやって揉めたまま下手すると裁判、お蔵入りになる作品も多いのだろう。
映像は尖って芸術性があるとは思うがストーリーは分かりやすく"芸術"という解る人は選ぶが感じるままに観ることは誰にでも出来る懐の深い作品だった。
51分と冗長になりすぎない長さも丁度良い。
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