「機械設計のアイデアマン」AK-47 最強の銃 誕生の秘密 佐ぶさんの映画レビュー(感想・評価)
機械設計のアイデアマン
ほぼ、AK47のプロジェクトX的な感じだが、多少なり銃や機械に興味のある男子なら楽しめるはず。
カラシニコフさんは、追放農家の生まれで学校も7年生で中退だったんですね。文字の読み書きすら怪しく製図はもちろん書けない。でも、機械構造のアイデアマンだった。今までにない設計思想やアプローチは、従来の知識や小手先のテクニックを持ち合わせてないからこそのものだったのかもしれません。
学のないカラシニコフが認められ、何度も挫折しながらも周りの期待が彼を成長させAK47までたどり着くまでの流れは、当時のロシアの風通しの良さを感じさせます。
ひとつ気になったのは、カラシニコフの実家はアルタイからシベリアに追放されてるのに、実家がアルタイにあることになっていること。追放農家の出であることはセリフで触れられているのに、アルタイのままでは不自然すぎる。
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