劇場公開日 2020年10月9日

「ど素人の発明」AK-47 最強の銃 誕生の秘密 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ど素人の発明

2020年10月11日
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幸せ

歴史上最も人を殺した銃と呼ばれ、1949年のロシア軍採用から60年以上経った現在でも、ゲリラ等には現役で使用されているアサルトライフル「AK-47」の誕生までの物語と、開発者ミハイル・カラシニコフの話。

ってことで、AK-47といわれてもピンと来ない人にはホワッツ?なお話しですね。

因みにAK-47は、映画なんかで東欧系の人が良く持っている、木製の銃床に木製の先台、前方に湾曲した弾倉に先端のえぐれた様な形状のガスポート(バレルの上の部品)のマシンガンですね。まあ、現在は改良型のAKMが殆どですが。
興味ない人にはどうでも良い情報ですね。

本題の映画としては、1941年に前線で負傷して帰還途上のカラシニコフが、配備されたばかりのPPSh-41(マンドリン)と思しきサブマシンガンの装填不良により上官が負傷するのを目にして、自ら制作を決意し巻き起こって行くストーリー。

子供の頃に、趣味でクロスボウや散弾銃をつくって遊んでいたとか、鉄道機関区に務めていたときに銃を自作してクビになったとかどんなだよ!というエピソードをみせながら、製図すら出来ないけれど、ポンチ絵を元に仲間の力を借りて試作品を制作しと展開していく。

AK-47に至るまでの複数の試作とコンテストと挫折と恋愛と、を繰り返しみせていく単純な内容で、何の捻りも無いけれど、少々とはいえAK-47に興味があったし、こういう〇〇が出来るまで、みたいな物語が好きな自分には、なかなか面白かった。

Bacchus