「人生に自分らしい基準を持つ勇気を与えてくれる映画」ハッピー・オールド・イヤー Kikiさんの映画レビュー(感想・評価)
人生に自分らしい基準を持つ勇気を与えてくれる映画
これは、ただの断捨離映画ではない。
私たちは物を買うことにばかり意識を向けていないか。
人に何をあげるか考えるときにも、どのように捨てられるのかまで思いを馳せてプレゼントしているか。
私たちは、モノに宿るストーリーや想い、思い出の全てを、部屋にしまっているんだ。
だから断捨離とは、ありたい姿に向かうための過去との決別であり、痛みを伴うプロセスになる。
ときめく魔法に頼るだけでなく、人生に自分らしい基準を持つ勇気を与えてくれる映画。年末に観られたことに感謝しているし、ぜひもう一度観たい。
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NOBUさんのコメント
2021年1月16日
今晩は。
初めまして。
”私たちは、モノに宿るストーリーや想い、思い出の全てを、部屋にしまっているんだ。だから断捨離とは、ありたい姿に向かうための過去との決別であり、痛みを伴うプロセスになる。” このコメント、響いたなあ。
家人からの数年に亘る断捨離攻撃(けれど、優しいですが。。)への対応をしている者にとって、この映画はとても沁みました。捨ててはいけないモノ、捨てても良いモノの選択。
良い映画でしたね。返信は不要です。
では、又。