BURN バーンのレビュー・感想・評価
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次の展開が予想不能な暴走
強盗に襲われたコンビニエンスストア。その店員の暴走を描く物語。
深夜のコンビニエンスストアを舞台にしたシチュエーションスリラーですね。
ややアスペがかった女性店員が、強盗の乱入に動揺してあり得ない行動を繰り広げてしまいます。
物語の進行に合わせて、お店を訪れる人々を絡めた物語の展開が読めずに、画面に引き込まれます。
やや終盤のまとめ方が雑になった印象で少し減点しましたが、3.5は付点出来る作品でした。
She's not my friend.
荒くれバイカーたちに借金をしてしまったため、やむなくガソリンスタンドに強盗に入ったビリー(ジョシュ・ハッチャーソン)。アメリカだと日常茶飯事のような事件なんだろうけど、そう簡単には済まなかった。美人で人気者のシーラ(スキ・ウォーターハウス)と同僚の店員メリンダ(ティルダ・コバム=ハーベイ)が応対するが、レジの中には100ドルくらいしかない。金庫を開けられるメリンダが金を用意して、強盗ビリーに「一緒に連れて行ってほしい」と頼んでしまった。
内気で若干コミュ障のメリンダは保安官リウにも憧れていたが、シーラから処女だとバカにされ、初体験したがっていたため、その相手がイケメンのビリーでもいいと思っただけのこと。しかし、その気がないビリーは金をよこせと要求するばかりで、熱いコーヒーをぶっかけてしまったメリンダ。そして・・・
ちょっとしたことが事を大きくしてしまうという典型的な例なのだろうけど、メリンダの性格が全ての原因となってしまった。嘘もついちゃったし、ブラックで奇想天外な展開には驚いてしまう。オフビート感たっぷりなので、間を置いてから笑ってしまう感じ。思わぬ行動を次から次へと繰り出して、あーあ、やっちゃったよ・・・みたいな。
単純で低予算な作風ではあるけど、コーヒーメーカーに「BURN」の文字があったり、精力剤やら拳銃、ライターなどの小物の伏線も多数ある。コーエン作品を見た気分にさせてくれるし、メリンダも結構可愛い子なのでちょっと応援してしまったり・・・コーエン好きにはたまらないかも。
甘く見ちゃいけないよ
深夜のガソリンスタンド、店内にはパートの女子が二名いた。
強盗が入り、金を出せと銃で脅す。
女子も負けてはいなかったが、一人はプッツンしてしまい、予測不能の行動に出る。
こんなこともあるかも、と思ってしまった。
本作はコメディに分類されている。 本人たちはいたって真剣なのだが、...
本作はコメディに分類されている。
本人たちはいたって真剣なのだが、確かに笑わずにはいられなかった。
ガソリンスタンドで働く女性店員。
最初は真面目で常識的な人間のように見えたのだが、強盗が押し入って来てからおかしな行動を取り出す。
何でやねん!と、のけ反ってしまうこと間違いなしだ。
女性店員のぶっ飛びぶりが見もの。
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