「「生まれてくれてありがとう」」ベイビー・ブローカー るーさんの映画レビュー(感想・評価)
「生まれてくれてありがとう」
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土砂降りの雨、そして夜中。もう重い悪い予感しかない感じ。若い女が赤ちゃんポストの前に置き去りにして、次の日戻ったら、、、。
母親ソヨンが、子供を値切ったり、顔(眉毛)がどうのこうののいう夫婦にキレて、罵るシーン。流石に赤ちゃんにでも汚い言葉を聞かせたくないので、そっと耳を塞いで赤ちゃんを抱っこしていたサンちゃん(ソン・ガンホ)が良かった〜。
みんなそれぞれ訳ありではあるが、闇商売の旅によって家族のような空気になってゆくのが、さすが是枝作品!洗車のシーンから、みんなケラケラと笑い、ソヨンの笑顔も初めて観れた。
やっぱりホテルの部屋で電気を消して、それぞれにいうあのセリフ。そして、最後に子役のヘジンが彼女にも言うのよ〜、ウルウル。
サンちゃんがソヨンの服のボタンを付けてあげたり、何気ない家族の様な振る舞いに、彼女もハッとして打ち解けてくるし。
サンちゃんは、チンピラ(殺された父親の仲間)と話しを付けるために、わざと1人になったのですね。
最後に車に乗っていたのも彼?だと思うんですが。
たまたま是枝監督の話しを、朝のNHKで聞けたので、うんうん、なるほど、みんなで正直に育てれば良いなぁと思いました。
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