「そんなに菓子屋をやりたいの?」ノッティングヒルの洋菓子店 mikyoさんの映画レビュー(感想・評価)
そんなに菓子屋をやりたいの?
ロンドンのちょっとお高い地域で新しい菓子屋をはじめる三人の女性と一人の男性の奮闘記なのだが、こう言ってはなんだが、やはりどこかで「食べ物系でロンドンかぁ」と思っているところはあった。
それが払拭されたかというと、うーん。根元のところでどこか食に対する熱を感じない。偏執的なものであることもあると思うが、でも特定の分野の映画を作るとはそういうことだと思う。家のキッチンでやっても気にならないことを、食べ物に関する映画の店のキッチンでプロがやることとしてそれはどうなの?みたいなシーンがあると、盛り下がっちゃう。
お菓子の映画なら熱狂的に好きであってほしかったな。
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