「「音響ハウス」の存在の意味を真に理解した」音響ハウス Melody-Go-Round エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
「音響ハウス」の存在の意味を真に理解した
これは1970~80年代に数々の名盤を生み出した東京・銀座のレコーディングスタジオ「音響ハウス」にスポットを当てたドキュメンタリー。
本作のためのコラボ曲「Melody-Go-Round」のレコーディングからマスタリングまでの工程をとらえた映像を縦軸にして、ゆかりのアーティストやプロデューサー、エンジニアなどのインタビューを挿入するスタイル。
坂本龍一、松任谷由実、松任谷正隆、矢野顕子、佐野元春、葉加瀬太郎たちの心のこもったコメントに熱くなった。
そして何より「Melody-Go-Round」の完成までの過程に感動した。
作曲したギタリストの佐橋佳幸とレコーディングエンジニアの飯尾芳史により作業が進められる。高橋幸宏、井上鑑、佐橋佳幸によるリズムセクションからスタートし、葉加瀬太郎のバイオリン、村田陽一、本田雅人、西村浩二、山本拓夫によるホーンセクションが加わる。作詞は大貫妙子。彼女がHANAのヴォーカルのディレクションを務め、コーラスを加えた。
ミキシングの過程で佐橋と飯尾の音楽への思いを知った。グランドフィナーレでマスタリングされた完成品に浸った。このとき「音響ハウス」の存在の意味を真に理解した。
ホント音楽って最高‼︎ 大好き‼︎
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