劇場公開日 2020年11月6日

  • 予告編を見る

「映画研究部の大学生が映画作りに初挑戦する話」ビューティフルドリーマー 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5映画研究部の大学生が映画作りに初挑戦する話

2020年12月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

萌える

2020年映画館鑑賞122作品目

うる星やつらの方のビューティフルドリーマーは観たことない
秋元才加の古めかしいセリフには違和感を感じたが飯島の「暗いよー怖いよー」のセリフであれあれっと気づき始めメイの語尾の「ちゃ」で確信した
そういえば秋元才加のような先生がうる星やつらにいたっけ

大林監督に捧ぐっていうからタイムスリップする映画かと思ったが違った
リスペクトしているようだけど大林監督より本広監督の映画の方が面白いよ
大林監督がなぜこんなに高く評価されるのか全く理解できない

素人がプロの役者を迎え映画を作る話

美大の学園祭
ひょんなきっかけで初めて映画作りを始めることになった映画研究部の皆さん
映画好きで映画の知識は豊富なようだけどサラ以外は初め映画作りに乗り気じゃなかった
サラがみんなを説得し役割分担そして自分は監督に就任
意外なリーダーシップ

半分は役者のアドリブらしい
みんな頭いいんだな広義的な意味で

斎藤工や秋元才加や升毅が本人役で出演
っていうか出演者のほとんどが役名が芸名をカタカナにしただけ

全体的にゆるい
手は抜かずに気を抜いている

映画作りをする映画とか役者にお任せの即興劇はあまり好きじゃない
好きじゃないけど面白い
映画研究部のやりとりが特に面白い

モリタがヘマをして逆ギレするところとかシエリがハゲヅラの説明するところとか

リコがいなくなってから変な感じになってしまったけど戻ってきてなんとか丸く収まった

エンドクレジットのあと劇中劇の予告編

映画ってテーマとかメッセージとかそういうことより大事なことがたくさんあるんだなと改めて感じさせてくれた

野川新栄