「技能実習生と言う名の出稼ぎ」海辺の彼女たち Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
技能実習生と言う名の出稼ぎ
ベトナムから技能実習生として来日した3人の女性が、東京の職場から逃げ出し、ブローカーの紹介で雪国の漁港で働き始める話。
管理団体や支援組織や入国管理局等、相談するべきところは多々あるけれど、そこについてはまるで触れられず、失踪する様子から物語がスタート。
お堅いこと言うと、やはりそれがまるで無いからモヤモヤするし、自業自得にも感じるし、イマイチ主人公達に肩入れする思考になれないんだよね。
そしてそんな中体調不良で…やっぱりそうですよねぇ。
在留カード+保険証get以降の展開で色々シャットアウト出来たし、人情的な流れとか、哀しさとか、色々と急激に盛り返した感じでそこからは素晴らしかった。
でも、その反面、やはり後の人のことを考えていなかったり、何とかなるやだったりな思想とか、心情としてはわかるところもあるけれど、所詮マネーなところとか、倫理面での個人的な感情に受け入れられないところが、悪い方向で引っ掛かってしまった。
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