「サラリーマン署長」ウォーデン 消えた死刑囚 ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
サラリーマン署長
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イラン映画と言うこと、刑務所引越しの際に死刑囚が居なくなるという題材が珍しい。しかも脱獄ではなく、取り壊される予定の刑務所に隠れている。やっぱり処刑台の下にいた。初めは冷酷な署長だと見ていましたが、昇進の報告に踊ってしまったり、美女が来る前に唾で眉毛をなぞり、整えたり、人間らしい面が垣間見え、見つからず、イライラしたり、疲れたりする姿に段々応援したくなりました。見つからなかったら昇進どころか、降格もあり得るサラリーマン署長の奮闘記。この女性誰だろうと思っていたら、社会福祉士ってかなり、後になって紹介が。彼女が動き出すあたりから、もっと面白くなるかと思っていたら、意外と分かりやすい靴墨の後を残す失態により、すぐ彼女が脱獄犯を応援する立場とわかってしまう。泣いたってだめだって。ラストは脱獄犯を見なかったふりで助けるって、やっぱり良いところある署長!男だね。この先、昇進どうなっちゃうのだろう。
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