「悪い意味で昭和くさい」ツナガレラジオ 僕らの雨降Days 琴乃さんの映画レビュー(感想・評価)
悪い意味で昭和くさい
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感想を呟くと特製グッズがあたるキャンペーンがありTwitterではネガティブな感想が言いづらいが、端的に言って面白くなかった。
客層はいわゆるイケメン俳優目当ての若い女性だと思われるが、
・地域振興のためにイケメン配信者を使ったことで若い女性客(4人)が来たが金も使わずポイ捨てしクレームになった、という描写
・執拗なニューミュージック押し
・「女は愚痴を言うだけですっきりするらしい、俺を女だと思って聞いてくれ」というセリフ
と、見る目のない若い女どもにニューミュージックの良さ教えてやる!地域振興にも使ってやる!金を使え!という下心が透けて見えて楽しめない。
なんというか昭和のおじさんが作った映画だな感が否めない。
とにかく大画面でイケメンが喋っていれば楽しい!くらいに割り切らないと楽しめないと思う。
役者も正直余っている感というか、掘り下げもなくただ顔がいいだけの置き物感のある配役も多く残念。
西銘さん飯島さんのファンなら楽しめるかもしれないが、他はいなくてもどうにでもなりそうな役だと感じた。
インターネットラジオおしゃべや発信の映画なのに、そのラジオでなにをしたいか誰に伝えたいかの結論が「整骨院まで連れて行ってくれる人募集」「年末年始は帰省しろ」などと伝えるだけのとてもローカルな地域の伝言板で終わるのはどう受け止めたものかと思う。
MC目当てでおしゃべやを視聴している若手俳優オタクとしては否定されたようで残念な気持ちになった。
この映画は誰に向けて作ったものなのだろうか。アクリルスタンドのおまけの映画チケットとしては非常に高くついたと感じる。
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