アウェイデイズのレビュー・感想・評価
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Sex, Drug and Post Punk???
若者のやるせない苛立ちとか焦燥感とか10代〜20代前半の漠然とした不安感に、フレッドペリーを着せてadidas履かせてポストパンク流したらこの映画ができたって感じでしょうか…
イギリスの階級社会の生き辛さみたいな部分ををもっと理解しないと、この作品の真髄を理解できないのかもしれません。
でも、ポストパンクはイギリスの曇天によく似合うし、リアム・ギャラガーがadidasのジャージを着てた理由が、なんとなく分かったような気になります(笑)
あの時代はセックス・ドラッグ・ポストパンクしかないみたいな感じになってましたが、あの頃に青春を過ごした人達へのリスペクトも欲しかったな〜…最後の献辞でまとめないで、映像とストーリーで見せて欲しかったです。
輩達がただ、ただ、騒いでるだけ
予告編を作るプロっているんだろうな。
その方は素晴らしい仕事をされました。
こんなに落胆させるなんて、、、、。
嫌味の一つでも言わせてください(笑)
あのー、事象や出来事だけを描いたって
文化なんて感じませんから。
大人なりきれてない人達が、ただ、ただ、ひたすら
に暴れてるだけ。ひどいです。
警察が機能してない(笑)
もう、なんか見てると胸糞悪くなってきます。
力と暴力とSEXしかないんだもん。
その裏がペラッペラだから。
中産階級の坊ちゃんが終始駄々こねてるだけの
ストーリー。
クライマックスの告解に至るエピソードいる?
原作あるからもしかして事実なのかもしれない
けど、これあるとぼやけない?ストーリーが。
何を作品で描きたかったのやら?
"Casuals"
学校も復学できる状況、おじさんの伝手で職もあるし、何ら不満がある環境にも見えない主人公、暴力に駆られてしまう心境もわからない。
LGBTな雰囲気を醸し出す相棒の描写が浅はか過ぎて、何をテーマにしたいのかすら疑問に思う。
サッカーの試合映像が一切無いので、何の集団かすら理解不能な、喧嘩ってか殺し合い、あんな簡単に刃物で斬り付ける行為、強そうで凶暴なイメージも疎かなパックの面々に説得力もナシ。
ポストパンクを背景に暗いニューウェイヴばかり流れる音楽センスと退廃した雰囲気を感じながらも、このイギリスのカルチャーには何ら共感も格好良さも理解出来ないまま、只々、消化不良。
11年どころか未公開のままでも…
日本初公開の2009年作品。
予告が良かったので観に行ったが、酒→ケンカ→SEX→酒→ケンカ…のループを観せられる印象。
NEW WAVEの名曲はオープニング以外でさほど生きているとは思えない。
ラストのカミングアウトもクライマックとして大きな効果があったとは到底思えないが、実話だとしたらかなりもったいない消費の仕方だ。
実際に「ただの青春のムダ使い」であったとしても映像化して劇場にかける以上、作品のドラマ性にはこだわった青春のムダ使いを表現して欲しかった。
FRED PERRYとadidasと
1979年のマージサイドで、サッカーファンとは名ばかりの、カジュアルズと呼ばれた暴力集団の一つ「パック」に憧れデビューしたカーティと、「パック」に居て他者とは違う空気を纏ったエルヴィスの話。
学生時代の知り合いの招待で訪れたライブに行ったカーティと、そこに来ていたエルヴィスが意気投合し交流する中で、カーティもパックのメンバーとなり、どっぷりハマって行く。
パックとは一線を引いたところで、付き合いたいエルヴィスと、デビューしたことですっかりイキッてしまうカーティ。
時々エルヴィスと二人で連むことはあるけれど、エルヴィスは切っ掛けでしかなかったのか、カーティはちゃんと自分や周りが見えているのか…。
当時のやんちゃな若者の文化と、鬱屈とした世相の中で繰り広げられる暴力的だったり、危うかったりする様子に、国や世代は違えど感覚ではわかるところがあってむず痒かったり、もどかしかったり。
途中、主役が入れ替わってしまった様なところからのエルヴィスは、自分にはちょっと難しかったけど、紙一重のところで繰り広げられる青春ストーリーが面白かった。
…そしてベルリンへ、かな。
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