「スラム街のリアリズムを理解できるかが評価の分かれ目!!」骨(1997) ナオックさんの映画レビュー(感想・評価)
スラム街のリアリズムを理解できるかが評価の分かれ目!!
今作はリスボン郊外のスラム街・フォンタイーニャス地区に住む実際の人々をキャスティングしてるだけあり、より底辺の困窮ぶりをリアリティを持って描いている所が最大の見所かと思われるが、キャストが素人(?)だけあって、セリフは少ない、ただひたすらに傍観者的にフィルムを回す等、そういった手法を善しとするか否かが作品評価の大きな分かれ目になる気がする!!
自分としては後者、ドラマチックな演出も無い為、淡々とただ退屈を感じる時間が過ぎました。
先日観た「溶岩の家」もそうでしたが、個人的にはペドロ・コスタ監督の作品、リアリズムを追求した映像で自分的には辛いです!!
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