アジアの天使のレビュー・感想・評価
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美しい韓国女優
ツヨシは妻をガンで亡くし、息子学を連れ、兄が暮らすソウルへ行き、兄のやってる怪しい化粧品の販売を手伝い始めた。 歌手のソルは、ステージで歌うが落ち目で誰も聴いていなかった。所属事務所の社長と肉体関係を持ちながら、今後の仕事や兄妹との生活について悩んでいた。 ツヨシ、兄、学の3人とソル、兄、妹の3人の計6人がソル達の両親の墓参りに行く為にトラックに同乗し、旅する中で、ツヨシとソルに恋が芽生え・・・という話。 韓国の方が日本より就職が難しいと思うが、兄にそそのかされたとはいえ、ツヨシが家を処分して息子連れてまで韓国に行くか?、と不思議に思った。 最近の韓国の風景が観れて良かった。 韓国女優がみんな綺麗だった。ソル役の女優は歌も上手かった。 池松壮亮、オダギリジョーも良かった。
天使は天使でも追放された方?
場内でも感動して泣いていた人がいたから、感性が合う人には刺さるんだろうけど、自分にはさっぱり。正直、退屈だった。天使のアイデアだけでストーリーをまとめた感がありあり。 日本人の兄弟+子供と韓国人の三兄弟が、ひょんなことから一緒になって行動をともにするロードムービーになっているが、テンポも悪く、コメディ要素も中途半端。かといってシリアス感もそんなにはない。 どうしても引っかかるのが、最低限の言葉も覚えないで、韓国で再出発しようとするおめでたい小説家の弟。しかも息子もいるのに、怪しげな商売をしている兄貴を頼って異国の地に行ってしまうメンタリティって全然理解できない。 弟が奥さんと死別したっていう設定もよくない。将来性がない小説家に愛想をつかして息子を残して奥さんが他の男と駆け落ちしたって方が面白かったんじゃないかな。
男はみんな能天気
やさぐれ日本人兄弟+息子と、拗れた韓国人3兄妹のロードムービー。 仕事があると兄貴に呼ばれて家を引き払い息子と2人渡韓した小説家の弟とインチキ臭い兄貴、及び、誰も足を止めないドサ回り歌手をする元アイドルとその兄貴と妹という2組が、旅の途中で出会い行動を共にしていく。 冒頭の兄貴を訪ねて訪れた雑居ビルでの件から、何で名前言わない?受ける側も日本語で察しない?と違和感バリバリ、兄貴との最初のやり取りも性格知っているだろ?と。 まあ、そういうわざとらしさを孕んだ脚本なんだと早々に気付けたから良かったのかも知れないけれど…。 一応コミカルなネタなんかもちょいちょいあるけれど、わざとらしくて笑いには繫がらないし、何だか良くわからないダラダラとしたシーンが多くテンポも悪い。 下心や警戒心が同情になり共感になり、交流していくストーリーは、ありがちながら悪くはなかったけれど、これと言って響くところはなかったかな…特に日本人兄弟サイドは。 そしてまさかのファンタジーが…!? なんだかボヤけた感じだった。
#55 麦酒より焼酎でしょ‼️
この映画に主役の兄弟は必要なのかな? ずっと韓国人3人兄妹のストーリーばかり追ってしまった。 私的に天使の意味もよくわかんないし。 日本人兄弟がズーズーしくどこまでも韓国人兄妹達について行くのがひたすらイライラした。 確かに私も韓国では親切な方に車に乗せてもらったり、お家でご飯お呼ばれしたことあるけど、みんなあんなにお人好しばかりじゃないんだから遠慮しろよ! 何より「麦酒(メクチュ)ジュセヨ」と「サランヘヨ」だけ言えれば韓国で生きていけるっていうのが納得出来ない。 韓国の食堂で麦酒飲んでる人ほとんどいないし、飲むなら絶対焼酎でしょ?私メクチュジュセヨって言ったことないもん。 さらにサランヘヨより大事なのは「化粧室(ファジャンシル)オディエヨ?」でしょ。 いや、それじゃ映画が成り立たないのはわかるんだけどね。 あと韓国語のセリフと日本語字幕に違和感覚えることしきり。 1番疑問に思ったのが、お墓の前でお兄ちゃんが言った「オンマ、アボジ」って言葉。「オンマ」と来れば「アッパー」だし「アボジ」というなら「オモニ」じゃないの?日本語にしたら「母ちゃん、お父さん」って言うのへんでしょ? 言ってる俳優さんもこのセリフに違和感はなかったのかな? ともかく私的にツッコミどころ満載で、日本映画を楽しめる気分にはなれなかった。 唯一共感できたのは江陵(カンヌン)は確かに田んぼだらけです! オダギリ氏、韓国映画よく出てるんだから、もうちょっと韓国語のイントネーションなんとかしてね。
何の話しかよく分からなかった
日韓俳優の混合映画。 残念ながらあまり面白くなかった。 タイトル負けしてた。 チョイチョイ時計を見ながら鑑賞だったし長く感じた。 最後は涙っぽい話しだったが感動も出来なかった。 ミニシアターが好きな方、デート向けではなく1人鑑賞向けかな。
神とひとをつないでいるのが天使なら、人と他人とつなぐ天使も思いがけない姿で顕れるかも…
小学生の息子を遺して他界して間もない剛。兄・透からの誘いの手紙で息子を連れて韓国へ来たが、胡散臭い仕事に誘われていく。元アイドル歌手のソルだが、売れなくなった今も家族のために歌い続ける。そのことが重く感じている兄と妹。心の想いがズレていく二つの家族が、思いもかけないアジアの天使を見て心が繋がっていくロードムービー。政治での国際関係ではすれ違っている日本と韓国。政治で角を突き合わさなければ心に傷を負っている二つの家族のように、関係がつながっていく天使が見えてくるだろうに…。兄・透(オダギリジョー)やソルの兄(キム・ミンジェ)までが天使のように思えてくるからおもしろい。
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