劇場公開日 2020年9月19日

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「往年の斉藤由貴ファン必見」おかえり ただいま 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0往年の斉藤由貴ファン必見

2020年11月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

2020年映画館鑑賞109作品目

前半再現ドラマ
後半ほぼドキュメンタリー

30代を演じるポニーテールの斉藤由貴がかわいい
年上の女優でかわいいと思えるのは彼女だけ
久々にヨーヨー捌きをするのだがファンにはとても嬉しい
演技力も素晴らしい
特に警察で娘の遺体が発見されたことを告げられたあとに泣き出すシーンはもらい泣き
斉藤由貴が鼻水まで出して熱演

100%ドキュメンタリー映画なら観なかっただろう
風化させてはいけない
どんな手を使ってでも1人でも多くの人たちにこの事件を思い出してほしい
それには餌が必要だ
餌無しで魚を釣ろうとしても成果はなかなか得られまい
斉藤由貴は餌なのだ

闇サイトの三悪人を演じた三人が全く無名の役者というのが良い
殺害シーンは車外から音だけでその詳細は描かなかった配慮も良い

よく覚えていないが「殺しちゃいましょう」「そんな感じで」
軽すぎる
人間とは思えない
殺人マシーンだ

死刑判決から無期懲役に減刑した高裁の裁判官の発言もとても血の通った人間とは思えなかった
人を裁く機械だ

森達也のような人間にこそこの映画を観てほしい
2960

野川新栄