「スタイ~ン!死んじまうよ~!(泣)」トンネル 9000メートルの闘い うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さんの映画レビュー(感想・評価)
スタイ~ン!死んじまうよ~!(泣)
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真っ白な雪景色ののどかさから一変、タンクローリーのトンネル事故から始まる災害。
起こりうる最悪が次々重なって、素人気分で「何やってんだ?」と怒りたくなる。
事故を撮ってるアホとか巻き込まれてヨシ!と思うが、このトンネル火災はいただけない。
火災が起こり有毒ガスが発生、視界も不明瞭、こんな状況で人はどう行動するか?
自分ならどうする?
繋がるか不明だが電話を使用しつつ、口を衣類で押さえ壁沿いに歩いて引き返す…しか浮かばなかった。
犠牲になっていく人々も様々で、家族連れで避難中に父親は車にはねられ、母親は父親を助けようとして娘二人から目を離して娘行方不明 とか最悪を想像させておいて、さらに緊急コールセンターにその行方不明娘二人の悲痛な訴えが入るとか…観てる客を追い込み過ぎだろ?
こんなん観たら泣くわ。
主人公で消防辞めたのに呼び出されたスタインには驚くが救護者が増える恐れのある行動にヒヤヒヤ。
父親スタインもそうだが娘エリザも同類で危険に飛び出していく…どちらも娘の為、父親の為だけど、まとめて死ぬ可能性もあるのに。
で、それを体現してくれる熱血消防隊員イヴァル…助けに行って…。
正直な所、あれだけ往き来出来るなら、装備のしっかりした救難用の車輌でもっと助けられたのでは?とか思ったりした。
内容は薄いドラマではあるが、今も日本中で災害が起こり不幸にも亡くなる方々がいる事を考えると、命を念頭に置いたとして、下らない事でケンカしたりしてる家族は明日居なくなる家族に同じ事を言えるだろうか?と思う。
都合が良すぎるストーリーとは言え、たまにはこんな映画も必要と思った。
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