「高い志に中身が伴わず」シュシュシュの娘(こ) お抹茶さんの映画レビュー(感想・評価)
高い志に中身が伴わず
ここ(映画コム)での紹介記事で、入江監督は、コロナで苦境に陥るミニシアターを支援したい、コロナで仕事を失ったスタッフ等と映画を作りたい、未来を担う若い学生と映画を完成させたい、とのこと。志や良し。
ただ、残念ながら、中身が伴っていません。
外国人排除条例制定に伴う陰謀に対して、主人公(福田)が先祖伝来の職業に扮して立ち向かう話ですが、はっきり言って酷い出来です。
入江監督作品の「22年目の告白(2017)」が好きなので今作を見ましたが、以前の「AI崩壊(2020)」に続いて出来は悪いと感じました(「ギャングース」は原作嫌いなので見てない)。
評価はこれでも少し高めにつけています。
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