「漫画で無かった胸熱ネタもあり、素晴らしくまとめられた。」シドニアの騎士 あいつむぐほし Suke Saiさんの映画レビュー(感想・評価)
漫画で無かった胸熱ネタもあり、素晴らしくまとめられた。
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鑑賞前は尺の関係で2期ラストからどうやってまとめるのか不思議でした。
やはりテルルの話ははしょられてしまいましたが、水城が囮になったシーンで艦の通信ディスプレイに顔と名前が一瞬出た所を見逃しませんでした。ファンが見たらニヤリとするでしょう。
あとコミックでは本体貫通弾が出てから戦闘では出番がなくなったカビザシが、再登場には燃えましたね。
シドニア内部にガウナが侵入してきた時、居住区に落ちてきたカビザシを山野稲汰朗が拾い、それを使った起死回生の一撃のシーンは長道(ヒロキ)の得意とする本体の芯を狙った一撃の再現で新たなシドニアの騎士を彷彿させると感じました。
短いといえば短い気もしましたが、まとめ方はすごくしっくりとしたまとめ方で、違和感が殆ど無いでしょう。
原作と映画を脳内で比較したり映画で語られてないシーン(私はガウナが侵入してきてヒ山が避難ブロックで絶望と不安が混じってる一コマ等、シドニア内の一般船員のパニック具合など)は映画の裏で原作の1ページが頭に浮かんでます。
原作ではガウナの正体が全く不明でしたが、映画では落合がガウナと対話できると言ったり、大シュガフ船は記憶装置と話したことで、少しガウナの正体が原作より解明された話にしてるのかなと思います。
アニメしか見てない方が原作を見てないから分からないとか、原作ありきと言う所は無いのでそこも凄く好印象です。
原作が〜とかアニメ版は原作と違う〜とかがほぼ無い映像化作品です。
戦闘シーンはこれを超えるロボアニメは知りません。素晴らしいの一言です。
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