「痛みを知る人」テロルンとルンルン Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
痛みを知る人
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父親が事故を起こしたことで世間から責められて引き籠もる青年と、聴覚障害をもつことで同級生に絡まれる女子高生が、窓越しに出会う話。
父親が花火を自作し事故死してしまい、「世間からテロリスト」と揶揄されると共に、心ない仕打ちを受け自分の世界に入るテロルン。
立ち向かい、相手に弱さを見せないけれど、やはり堪えているルンルン。
そんな二人が出会い、少しの他愛ない時間を共にする姿にホッコリしつつ、その傍らで本質をみようとせず世間のヤツらが勝手につくった空気と、それに流されるバカものどもに苛立ちを覚える。
嫌悪感と哀しさと優しさが入り混じったストーリーで、非常に判りやすいしとても面白かった。
それでも結論は変わらないだろうし、ルンルンママは反省していて欲しかったかなあ。
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