「アイデアてんこ盛り」13月の女の子 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
アイデアてんこ盛り
主人公:一穂が病気で亡くなった巫女に会いたくて13月があるパラレルワールドへ迎う話。
通常世界では、若ければ若いほど死に対して敏感でも無く生活し、逆に13月と言うマンスリーがあるパラレルワールドでは死がすぐ隣同士の真逆の世界を構築。
異世界では容姿変更、漂流教室の様なもう一つの異世界観、昭和時代の角川映画を思いださせる描写、深作バトルロワイアルを少しかじった様な心の闇、色々アイデア盛り沢山な(でも舞台的にはライトな)SF映画。
2つ世界の唯一共通点はキャラクター巫女の宿命なる「死」なのだが、これをパッピーエンドへ持ち込む(脚本を納得化)為に思考(心)のみ過去へタイムスリップと言う強引さも発動✨
アイデアは申し分ないが、撮影も4:3の画面比率で古臭いし、俳優陣の演技の良し悪し等が伝わって来なかったので、勿体ない感がありました。
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