劇場公開日 2020年7月10日

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二人ノ世界のレビュー・感想・評価

全13件を表示

4.5たいへん美しい映画でした。

2024年11月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

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春

4.5【”触感と嗅覚と聴覚”で生きる女と、”視覚”で人の本質を見抜き生きる男との凄みを帯びた恋物語。従来の障碍者の方を描いた作品とは一線を画する作品でもある。】

2021年1月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

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NOBU

4.5惜しい

2020年8月28日
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鑑賞方法:映画館

ラスト、無難に終わらせてる感じがした。もうちょっとひねって欲しかった。

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マンハッタン

4.0二人ノ世界。二人の世界。

2020年8月6日
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鑑賞方法:映画館

少し遠出しましたが評判が良かったので足を運んでみました。観れて良かったです。

首から下が麻痺して動かない俊作。ヘルパー募集を知ってやって来たのはサングラスに白杖をつく女性、華恵。
事故で突然体の自由を奪われた俊作と、徐々に光を失っていった華恵の"二人ノ世界"が京都の町のひと部屋を舞台にぶつかり合いながらも時を刻み始める。

出会ったばかりの華恵に俊作を託すと決めた年老いた父の覚悟。

「毎日天井を見て、食って、垂れ流すだけ」他人を寄せ付けない俊作の荒んだ心に華恵の温もりがじんわりと染み込んでゆく。

その人の心の痛みは本人にしか分からない。他人が知った風に踏み込むことでどれ程傷付けてしまうのか。けれどその痛みにそっと触れてくれる誰かがいたら、もしくはその誰かだって人知れず痛みを抱えているということを知ったなら今よりずっと優しくなれるはず。
そう思うのはただのきれい事か。絵空事か。

「どっちがどっちの介護をしてるんですか?」そんな質問に苦笑する俊作。
華恵と共に暮らして行きたいという気持ちに正直に向き合う。
自分がしてあげられることがどれだけあるだろうか。

華恵をこの世界に踏み留まらせた形見の鈴の音が暗闇に吸い込まれてゆく。

いつもの部屋。二人だけのラストシーン。
この目でその顔を見ることはできない。
この腕でその体を抱き締めることはできない。

それでも二人にこのままこの部屋で幸せに過ごしてほしいと願うのは私のエゴだろうか。

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はるたろう

3.5土居志央梨ちゃん良かった。

2020年8月6日
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京都造形大の北白川派映画。エキストラで参加したの(笑)に長らくお蔵入りしてたので、お!出来たやん!と、そそくさと観に行ったが、期待以上に良かった。

エキストラは?って、そんなもん影も形も写ってまへんがな笑

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KoN

5.0ずっと観ていたい

2020年7月24日
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鑑賞方法:映画館

洗練された美しい映画。
ずっとその映像美を観ていたいと思った。
それは総てに無駄がないから。
脚本・アングル・音・照明・環境・美術そして人。
それらを駆使した映像美をずっと観ていたいと思った。
現実逃避したい現実がそこにあった。
許した二人ノ美しさが最後にあって観られて良かった。
反芻しているうち…編集が一番凄いのかもしれない…。
その先その先を観たくなる編集。
そして観せ過ぎない編集。

キャストとスタッフがどちらもいい仕事をしているんだな。

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mamoneko

5.0極上

2020年7月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

全国で上映館は4館。
初めてのシアターにちょっと遠征しました。
京都芸術大学の学生さんが作った作品ですが、さすが日本シナリオ賞を取っただけのことはあり、監督と永瀬正敏の熱意が成功したいい日本映画でした。
首から下は麻痺している設定だが、永瀬正敏の体がしっかりしている点を除けば、痙性(全身痙攣)の場面も重要なハンディとしてうまく描かれており、良かったと思います。
ダブル主演の土居沙央里がなんと言っても印象深かった。すごいシーンも多々あり、きれいな涙に胸が熱くなりました。溢れる涙をすすってしまいたくなるほどの演技と描写には脱帽。プロポーションの良い後ろ姿を照明を効かせて撮った最後のシーンが眼に焼き付いています。添い寝するだけで、キスしないところが良かったです。究極の愛を訴えるものがありました。本当はこの設定の二人がもっとも感じあえるのは舌だけなんですけどね。
ウイスキーの空瓶と吸い殻の山の部屋の冒頭のシーンでは盲目とは思えなかったが、そんな設定にも興味を強くそそられ、薄幸の女性に異性ながらも充分感情移入できて、良かったです。
新しい母親はママで、産みの母親はお母ちゃんですか。まだ、よくわからないであろう男の子のセリフにも感心しました。
崖っぷちの二人の気持ちが徐々に近づいてゆくさまがとても良かった。
「現実って何?」っていう彼女のセリフが刺さりました。「当たり前の人生がなにさ、あんたにゃわかるまい」と言わんばかりに迫って来ました。
京都の町を背景に日本画家の家をめぐる設定にも日本映画の粋を感じられましたが、永瀬正敏が無理に京都弁を使わないのも良かったと思います。
キャストも非常に良かったと思いました。父親役がとくに良かった。親友役も良かった。従姉役も憎まれ役としてグッド。いずれも味がありました。勝谷誠彦がちょっとインチキくさい医者役で出ていましたが、撮影後、公開待たずして亡くなったので、そこは残念。
車イスや脊髄損傷の映画は多々あれど、特別な極上の映画だと思います。
上映館増えて欲しいです。

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カールⅢ世

4.5愛とは、人間とは

2020年7月18日
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鑑賞方法:映画館

まさに二人だけの世界で終わるラストの美しさ涙が止まらなくなった
扱っているテーマこそ重いものの、終始スクリーンを覆っている不思議な浮遊感?が心地良い。

こうだから邦画は素晴らしい、と改めて思わせてくれる繊細さに感動です!
そしてW主演の二人が本当に素晴らしい。
これは触れ合うことが簡単じゃ無くなった今こそ必見です

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azaz.com

5.0普通にいい

2020年7月17日
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障害者を題材にした社会派な映画かと思ったが、そんなテーマを超越するほど綺麗な物語。愛とか孤独とか家族とか死とか、そういった普遍的なものを全部昇華してくれる。こういった作品がきっかけで邦画を好きになる人も多いのでは。

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チャリ

5.0きれいごとで済ませてない

2020年7月15日
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らっこおやじ

3.5骨太!

2020年7月13日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

学生が製作したとは思えない、隙の無い骨太な作品でした。主演2人の熱演もよかったけど、脚本が面白かった。道徳の教科書でもなく、お涙頂戴ものでもなく、彼らにしかわからないかもしれないような、まさしく「二人ノ世界」に説得力があった。永瀬正敏は京都造形作品出がち。

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みな

5.0考え方がわからない初めての映画

2020年7月12日
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鑑賞方法:映画館

難しい

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原健彦

4.01+1

2020年7月12日
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単純

難しい

幸せ

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Bacchus