エノーラ・ホームズの事件簿のレビュー・感想・評価
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レストレード警部はレ・ミゼラブルのテナルディエを演じていた俳優だ。
コナン・ドイルが原作で描くロンドンとは大分違った街になっていた。ロンドンには霧が立ち込めたジメジメしたイメージをもっと欲しかった。
元々、シャーロック・ホームズは怪奇小説の類に入ると思う。冒険活劇の要素が加わり、コメディ仕立てになっていて、シャーロック・ホームズの要素が全く消えている。
数あるシャーロック・ホームズを扱ったストーリーとしては、期待を外されていると思う。
ストーリー2に期待を繋ぐ。
レストレード警部はレ・ミゼラブルのテナルディエを演じていた俳優だ。
最後はチム・チム・チェリーで、今、叫ばれている資本主義の矛盾点だね。
主人公が可愛い
シャーロックとマイクロフトが去った家に母と2人で残されたエノーラは幸せに暮らしていたが、突然、母が失踪、入れ替わりでやって来た2人の兄は自分達の価値観を押し付け口うるさい。
それから逃れて母を探すため変装してロンドンへ向かう汽車で、追われている若者に出会い、助ける。エノーラは母を探す一方、兄達と若者の追っ手の2つから逃げなければならなくなる。
若者は貴族院の議員であり、女性参政権成立を阻止するために追われていた。また、母もエノーラに良い未来を残すためにその成立を企んでいたのだった。
#metoo時代にぴったりのテーマを、フレッシュな俳優と人気俳優、ベテラン俳優を組み合わせた魅力的な作品。
エノーラの魅力爆発映画
エノーラの魅力をひたすら見せる物語。
推理とか事件とかはさほど重要ではなく、
堅苦しいレディになるのが嫌で家を飛び出し
母を探し、イケメンの侯爵を助け自由奔放に生きる姿を
可愛らしく描いている映画。
エノーラのキャラクターで引っ張ってくれました。
続編とかいくらでも出来そうだなあ。
勿体ない作品
ちょいちょいカメラ側に向かって話しかけてくる演出やエノーラ役の子の演技、世界観がしっかり出された感じといい映画館で見れば凄く楽しそうな作品だっただけに残念。さらにストーリーの部分は全体的に謎解きもサクサク一人で解いて言ってしまうからホームズっぽい感じは少なかったような感じなのも残念。あと、続編を作る目的がないからなのかもしれないけれども、母親がひょっこり出てきてしまって、結局、革命起こそうとしてたけど出来なかったって流れで唐突に終わってしまったのが残念だった。
でも、全体的に最初に述べたように素晴らしい点が多い良い作品だと思います。
ホームズの妹?
"エノーラ・ホームズの事件簿" シリーズ第1作。
Netflixで鑑賞(吹替)。
「シャーロック・ホームズに妹なんておったかなぁ?」と一生懸命考えていましたが、そう云うオリジナル設定のパスティーシュ小説が原作だったんですねぇ…
本作の特徴であるはずの、主人公がシャーロック・ホームズの妹と云う要素が、そんなに活かされていなかった印象…。別にそう云う設定じゃなくても成立するよなぁ、と思いました。エノーラに花を持たせて(と云うか、先を越されて?)、シャーロック兄さんの活躍が控え目だったのは良かった。
謎解きとアクションはなかなか面白かったですが、大元の母親失踪事件の顛末があっさり過ぎて拍子抜けでした。テーマもなんだかこれ見よがしで、少々食傷気味。ミリー・ボビー・ブラウンが名演だっただけに、残念だなと思いました。
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