「仮面座談会」メビウスの悪女 赤い部屋 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
仮面座談会
母子家庭で育った双子の娘の姉が結婚し、その姉への嫉妬と旦那への恋慕から、姉を殺して入れ替わりを画策する妹の話。
赤い部屋と呼ばれる仮面をつけた男女が非日常的な体験談を語る会で話していく体でみせて行く。
妹には左目の下に涙黒子があり、姉にはないが、それを除くと母親さえも見間違えるほどそっくりな姉妹。
姉が結婚し、実家を出ることが決まると、自身は留学すると言い出して、姉との入れ替わる計画を実行に移していくストーリー。
ただでさえ尺が短いのに、主人公の妄想に始まり性的描写がたっぷり。
まあ、それも含めて超単純で、ストーリーそのものに捻りはなく、入れ替わる為の仕込みと実行をストレートにみせて行く。
ホラーと言えばホラーなんだろうけど、基本的に主人公視点で話しが進むから、犯罪を犯していく軽い狂気をみせる作品という感じ。
一応スリリングさもあるし、最後の展開も一捻りあり、黒いほくそ笑みが見えるようで面白かった。
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