「福祉・介護で働く人達が勇気をもらえる傑作!!」スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話 邪悪ばうあーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5福祉・介護で働く人達が勇気をもらえる傑作!!

2020年11月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

幸せ

フランスにある、自閉スペクトラム症で活き辛さを抱えている人達を支える無認可施設で起こった実話が基になっている。

主人公2人にはモデルがいる、そしてパンフレットにモデル2人のインタビューが掲載されている。珍しいのでは?

テーマは「他者への愛、献身」
活き辛さを抱えている施設利用者に対する熱量が振り切っている!
時間を惜しまず魂を通わせているなんて、簡単にはできないことです。
真剣な表情、愛情溢れる笑顔からは「幸せ」を感じる。
金とか権威に執着している人には理解できないだろう。

福祉は、道を拓く人達がいて、後から「法律」がノコノコ付いてくる。フランスも日本と変わらないらしい。
そして法律を超えたところに「ケア」があるのも変わらない。

他の施設で受け入れてもらえない人を、断らず引き受けることは、とても難しいはずなのに、そこで働く人達は羨ましいくらいのエナジーを放っている。これもフランスと日本は同じだ。

障害者福祉の人はもちろん、高齢者介護の人たちの魂を揺さぶる映画なのは間違いなしです‼️

邪悪ばうあー