8日で死んだ怪獣の12日の物語 劇場版のレビュー・感想・評価
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なるほど。 のんは「宇宙からの使者」を買ったんやね
確かに、ふし~な感覚の、あたらし~感じの映画だった。
それ以外に感想は出てこない。悪いけど笑
我ながらすごいな、と思ったのは、変形していく怪獣の名前を、ほぼすべて当てた。
(ダテにウルトラマンファンを名乗っとりません)
それから、のん、の役名「丸戸のん」は、やはりウルトラマン、ウルトラセブンに対する、監督の敬愛の念を感じる。
あえて他人に勧めるような映画ではないが、観て損をしたという気分にもならない。
そこも、ふしぎ~な感覚だった。
でも、また放送してたら観るか? って言われたら、答えは
NON!!
むき出しのアイデア
「カプセル怪獣は勝ったことがない。時間稼ぎにしかならない。それは今のコロナ対策のようだ」というアイデアをそのまんま映して88分の作品にしてんの。
それでも持つのはzoomのやり取りが微妙に面白いのと、岩井監督の映像が良いからなんだよね。
樋口監督の「子供の頃は宇宙人が良く来てて」って真顔で言うあたりから面白いの。
のんが星人を購入するんだけど、たぶんあれメトロン星人だよね。正座できるって言ってたし。宇宙留学ものんならしそうだなってのも良かった。それでやっぱり演技うまいね。普通に話してるときと、留学を決意したときの表情の差とかすごい。
もえかすのYouTubeは見てみたかったなあ。楽しそう。斎藤工が独り言で突っ込んでるのも良かった。
斎藤工って凄いと思うのね。いま男優さんは結構おおくいて、数年前に「染谷将太の天下だ」と思ったら菅田将暉になってるし、成田凌はガンガン売り出してるしって、スパンが短いんだよね。でも斎藤工は変な映画に出たりして(《麻雀物語2020》とかね)、独自のポジションを保ってんの。しかもイケメン俳優としても人気あるしね。
岩井監督の画は、あれ、ドローン撮影なのかな。東京の街を映してくのが面白かった。ぼーっと観てたら知ってる景色が出てきて「あの場所、このアングルから撮ると、こんな綺麗なんだ」とビックリした。
あとお面つけたダンサーが住宅地で踊るところは「これ、撮影現場を近所の人みたら、真剣に怖かったろうな」と思ったね。恐らく深夜撮影だろうけど(深夜にみたら本当に本当に怖いけど)。
ラストは星人がワクチンくれて、カプセル怪獣で時間稼いどいて良かったなって終わりなの。
でも、カプセル怪獣が勝ったことがないように、人類もコロナウイルスを封じたことはないんだよね。だからコロナウイルスの一種であるCOVID-19もワクチンができるかは微妙なはず。それでも症状の悪化を抑える手とかは見つかるだろうから、それまでカプセル怪獣だし続けて、時間稼ぎをしようと思ったよ。
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