ブルータル・ジャスティスのレビュー・感想・評価
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昭和の刑事
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冒頭、売人摘発シーンは、メル・ギブソンらしく昭和の香りがする。「リーサル・ウェポン」から命を落とさず、順調にキャリアを積んだら、この作品の主人公になったというストーリーが頭に浮かぶ。それだけで結構楽しい。
銀行から奪った金をギブソン扮するブレッドとヘンリーで山分けすることになったが、ビデオがトラウマのブレッドは、強引にそれを奪おうとして、銃で撃たれてしまう。
呆気ない死だった。銀行員が殺されたのも、仕方ないという素振りだったが、自分の死も仕方ないといった様子で、すんなり受け入れてしまった。不思議な潔さを感じる。「リーサル・ウェポン」で破天荒な刑事の末路には、相応しいではないか。
予想していた10%の展開だった
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上映時間を見ても分かる通りまぁそれなりに長さはある。長さはあるがあまり退屈する事なく見られる。
まぁこの作品は頭空っぽにして目に映るものを楽しむ感じで僕は見させてもらった。
予告で想像してたよりもかなりヴァイオレンスなシーンやグロいシーンが多くそのタイプが苦手な人は要注意。
指が吹っ飛ぶあたりはそこまでだったが、臓器をえぐるシーンは比較的得意な方な僕でも少しグッとくるものはあった。まぁでもこの作品はそれまでに心の準備をしてくれるシーンがあるため見ていて楽しい。
無駄に音楽なども流れる事なく静かに淡々と犯罪が行われていく。好みは分かれるタイプだと思うがヴァイオレンスムービーが好きな人には強く勧めたい。
最後にメルギブソン演じるブレットが死んで終わるのは予想していた10%以下の展開だった。いい意味で裏切られた。
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