劇場公開日 2020年8月28日

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「クライマックスの面白さといったら」ブルータル・ジャスティス ONIさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0クライマックスの面白さといったら

2020年10月1日
iPhoneアプリから投稿

原題は渋い感じで邦題はB級映画みたい。
Dragged Across Concrete。
で映画は渋いほうなんだけど、濃い。面白い。
かっこよさとは無縁のいろんな人物のパッチワークがバラまかれていてひとつの強盗事件に向かっていくのだけど、前半の「日常」パートがずっとカメラ固定していて共感も感情移入もさせない描写で、で事件が始まるところから一気に動き回るバランスが最高。各キャラクターの背景が短時間かつ独特に紹介されて無残に散ってく様は本当に素敵。手垢のついた「銀行強盗」にもまだ手があったんだな、と。

ONI