「とにかく暗い画面が多い。」スパイの妻 劇場版 キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
とにかく暗い画面が多い。
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貿易会社の社長の優作が満州で甥とみたものは、日本軍が行っていた人体実験だった。
それを正義から告発しようとしたものの、時代は太平洋戦争に突入した頃。売国奴と言われるだけだった。
アメリカに亡命してこの現実を明らかにしようとするも、妻をも欺き、妻を売国奴にしようとするのを止めた愛情深いところ。
甥を犠牲にして告発をしようとするのは最初から優作の策略だったのだろうか。そのあたりも回収してほしかった。
昭和15年~20年頃の日本は群集心理のようなもので、トップが言い出したらそれは納得していなくてもYESと言わなければならない雰囲気である。その中で偽造の死亡届と見破り、アメリカに渡って再会できたのは唯一の救いか。
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