「せめて爆弾でも・・・」7500 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
せめて爆弾でも・・・
ハイジャック犯と、操縦席を守る副操縦士の攻防を描く物語。
舞台はほぼ操縦席の、シチュエーションスリラー・・・とも言える作品。
BGMはなく、起こる事象を淡々と、写実的に映していきます。
それでも、緊迫感は残ります。何気ない所作に意味がありそうで、ドキドキしてしまいます。
ハイジャック犯の描写もしっかりとしていて、その点も高評価でした。
ただ、それでも評価を高く付けるのは躊躇います。
映画全体に起伏に乏しく、物語として驚きに欠けているのは残念なところ。
また、ハイジャック犯の武器がガラス片では・・・乗客が制圧するのも難しくなさそうで・・・
素人副操縦士でも対抗出来るレベルに落としたのかもしれませんが、少々チープになってしまいました。
私的評価は普通にしました。
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