「クルド人の闘い」フォートレス・ダウン 要塞都市攻防戦 MARさんの映画レビュー(感想・評価)
クルド人の闘い
クルド人の住む町、ディヤルバクルがトルコに包囲され、警察や軍とゲリラ戦を行いながら、自身らの独立と自由を求める物語。
話の構成としては、迫害や戦闘準備の同じようなシーンが繰り返し。間に戦闘シーンがこちらもまた何度も挟まれる。
戦闘シーンはかなりリアル。地味に且つ唐突に始まり、いつの間にか終わる。
映画としてのエンタメ性は最小限に、BGMも殆どない交戦が続いていく。
映画を楽しむ為の作品と言うよりは、実際に経験した人による、実態を伝える為の作品と言ったところか。
ただ、トルコ人はホントにあんなに残虐なことをしているのだろうか。
クルド人という名前は聞いたことあったけど、それ以上のことはよくわからないし、中東をテーマにした作品は多いけど、何となく観ていた自分もいよいよ勉強したいと思えた作品だった。
面白さと言うよりは、そういう気にさせてくれたという意味で良作だった。
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