「久々の映画館 3月20日以来 その後オリンピックが中止となり日本中...」はりぼて 北枕寝二さんの映画レビュー(感想・評価)
久々の映画館 3月20日以来 その後オリンピックが中止となり日本中...
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久々の映画館 3月20日以来
その後オリンピックが中止となり日本中がパニックになって
映画どころではなくなった
で再開1本目
富山の小さいTV局のドキュメント番組をベースにした作品
ドキュメントだがコメディ しかし笑ってていいのか…という
議員たちのすっとぼけぶりとかこずるさとか
演技での表現は無理レベルだ
演技論について考えさせられる
ホントの会話ってつるつるしゃべれなかったり
主語と述語が対応してなかったりする
でもそれを劇で見せるとわかりにくくなる
分かり易くするには言語明瞭である必要がある
でもリアルからは遠ざかる…
最初議員に丸め込まれる記者が監督のひとり
こいつの無邪気さも最高のスパイスになっている
一番の悪役は市長(あ 役ではないか悪か)
なんかよくわからん制度論で
自分は当事者ではないとケムに巻く 要は逃げる
最後はダサいジャケットを着てオールバックになっている
口先だけ こういう人間が大嫌いだ
古臭い議員の方にまだ親しみを感じるほど
どうでもいいほのぼのネタを隣の女子アナが読んでいるときの
キャスター(もう一人の監督)の微妙な表情
記者の異動とか退職とかが圧力やそんたくを匂わせる
テーマ音楽 タイトルも素晴らしい~愛すべき人間の性~
あと山根基世のナレーションがよかった
抑揚を押さえながらちょっととぼけた感じ
あぁ面白かった
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