「人生は待つことの連続。」アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台 Kaguyaさんの映画レビュー(感想・評価)
人生は待つことの連続。
さすがフランス映画。
ただ面白かった!では終わらないのね。
ちょっと理不尽で、ちょっとアンモラルで、ちょっと引っ掛かりを残してくれる。
後味すっきりではない映画の方が記憶に残るもんだね。
人生は待つことの連続、という言葉が妙に心に残り、確かにその通りと納得。
私たちは、常に何かを待っているのだ。
何かを待つことから解放されたとき、確かに一瞬の自由を感じる。
そしてまた次に待つ何かを求め、放たれ、一瞬の解放感に浸る。
その繰り返し。
人生で待つ対象は人それぞれ、だから感じる自由も人それぞれ。
多様性とはそういうことか。
囚人たちの大舞台は、売れない役者エチエンヌが最高に輝く場所でもあったのだ!
ピンチをチャンスにいかに変えるか・・・、そうだ、人生を楽しもう!
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